MotoGP第11戦カタルニアGPの決勝でアプリリアのマーベリック・ビニャーレスは2位を獲得。チームメイトのアレイシ・エスパルガロとワンツーフィニッシュを果たす最高のレースとなった。　ビニャーレスは2021年シーズンにヤマハで調子が上がらずにいた際、チームとの関係が悪化。同年限りでの早期離脱が決まった後、さらに問題のある形でバイクを取り扱ったことで、シーズン途中の関係解消に至っている。　その後ビニャーレスはアプリリアに加入し、今に至っているわけだが、ヤマハ離脱からここまで盛り返すことができたことに、彼もひとしおの喜びがある様子だ。「正直に言って、今日はレースの中でも一番好きなモノの1つだ。これ以上を要求するのは難しい」　決勝レース後、ヤマハ離脱からの振り返りを聞かれたビニャーレスはそう答えた。「勝利を狙っていたし、そのために戦ったよ。最終的にアレイシは僕よりも少し速かったというだけだ。レースでの勝負だったんだ」「僕としては、自分自身を信じて、このプロジェクトを信頼したときにどう変化していくのかを確かめていくのは、とても興味深いことだった」「今週末はアプリリアにとって歴史的な結果になったから衝撃的だった。アプリリアをこのポジションに置くのは、並大抵な仕事じゃない」 …読み続ける