レッドブルF1がシンガポールの市街地コースを警戒「最前列からスタートしなければ勝機はほとんどない」とペレス
レッドブルのマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスは、F1第16戦シンガポールGPは圧倒的優位を誇るRB19にとってより難しいラウンドになると予想している。
チャンピオンシップ首位のフェルスタッペンたちは、2023年のレッドブルの全勝記録を守ることを決意してシンガポールに向かう。舞台となるマリーナ・ベイ・市街地サーキットはわずかに速いレイアウトに修正されたので、理論上はレッドブルを阻むことはないはずだが、それでもシンガポールで優勝したことがないフェルスタッペンは警戒している。
先週末のイタリアGPで、次のレースに向けたチームの見通しについて質問されたフェルスタッペンは、「僕たちにとって少し難しいことになると思う」と語った。
「でもそのうちわかるだろう。ベストを尽くすし、もちろんそこへ行ってまた優勝しようとしている。でも、言ってみれば、僕たちにとって最強の週末というわけにはいかないだろう」
ペレスは、レッドブルがシンガポールのストリートコースでより厳しい状況に直面する可能性があるという点で、フェルスタッペンに同意した。
「マックスの意見に賛成だ。基本的に何が起きてもおかしくない週末になると思う」
「土曜日を強力なものにできることを願っている。フロントロウからスタートしなければ、勝利のチャンスはほとんどないからだ」
「だから昨年やったことを再現できるよう期待している」
フェルスタッペンとペレスは、レッドブルの見通しについて過信していないが、一方でメルセデスのルイス・ハミルトンは、シンガポールはモンツァとは対照的に、メルセデスのW14の特性により適しているだろうと感じている。
「ここ(モンツァ)は僕たちにとって最悪のコースだったかもしれないと思う」とハミルトンはイタリアGP後に語った。
「シンガポールは全体が高ダウンフォースで、高ダウンフォースのウイングをつけると、全体的に少しよくなる。ここほど悪くはない。自分が正しいことを願っている」
モンツァでは9位と振るわなかったアストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、シンガポールのストリートサーキットがアストンマーティンAMR23を後押ししてくれることを期待している。
「シンガポールでは、モンツァよりよくなることは確かだ」とアロンソは話した。
「でもレースで優勝するには? それがどれほど厳しいかはわかっている。レッドブルは日曜日ごとにずば抜けているしね。様子を見るとしよう」
「これまでの2回のストリートサーキットは、モナコではアルピーヌがとても強くてエステバン(・オコン)が予選とレースで3位になった。バクーではフェラーリが優勢で、(シャルル・)ルクレールがポールポジションを獲得した。だからシンガポールがどうなるか見てみよう」
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