アメリカン・エキスプレス、アメリカ大陸におけるF1のオフィシャル・ペイメント・パートナーに就任
10月16日、F1は世界各地でクレジットカードを発行するアメリカン・エキスプレスとの複数年にわたる地域パートナーシップを締結し、同社が南北アメリカ大陸におけるF1のオフィシャル・ペイメント・パートナーに就任したと発表した。
今回の提携によりアメリカン・エキスプレスのカード会員は、オースティン、メキシコシティ、サンパウロ、ラスベガス、マイアミ、モントリオールといった南北アメリカ大陸内で開催されるグランプリにおいて、チケットの先行販売や、来場者向けに特別に企画された現地での特典などを受け取ることができるという。さらに、アメリカン・エキスプレスは女性ドライバーのみが参戦するレースシリーズであるF1アカデミーをサポートするほか、2023年11月に初開催となるラスベガスGPをサポートする。
F1のコマーシャル・パートナーシップ担当ディレクターであるジョニー・ハワースは、「アメリカン・エキスプレスがアメリカ大陸におけるF1のオフィシャル・パートナーになることをうれしく思う。アメリカでのプレゼンスを拡大し続ける中で、アメリカン・エキスプレスは、カード会員に一生に一度のプレミアムな時間を提供することで、このスポーツに新たなファンの波をもたらし、この重要な市場におけるファン体験をさらに強化、向上させようとするF1の取り組みをサポートしてくれると信じている」とコメント。
「また、アメリカン・エキスプレスのような世界的なブランドが、F1アカデミーと、このスポーツに永続的な変化をもたらすためにF1が行っている活動を支援することも素晴らしいことだ」
そして、アメリカン・エキスプレスのチーフ・マーケティング・オフィサーであるエリザベス・ラトリッジは、「F1のファン層と視聴者数はここ数年で飛躍的に伸びており、アメリカン・エキスプレスが誇る特別なアクセスとユニークな体験を、カード会員とレースファンに届けるできることを大変嬉しく思うとコメント。
「アメリカン・エキスプレスのグローバル・パートナーシップ・ポートフォリオに我々の顧客が最も情熱を注いでいるF1が加わることで、顧客にとって有意義な価値を創造し続けることができる」
またラスベガスGPのチーフ・コマーシャル・オフィサーであるエミリー・プラザーは、「初開催となるラスベガスのレースを準備するにあたり、ゲストの期待以上の体験を提供するブランドとの提携は非常に重要だ。アメリカン・エキスプレスは、世界中のスポーツファンに新しくエキサイティングな機会を提供し続けており、カード会員に一生に一度の体験を提供するために協力できることを楽しみにしている」と語った。
アメリカン・エキスプレスはこれまでバスケットボール、テニス、ゴルフといったスポーツをサポートしてきた。F1との複数年契約は10年ぶりのスポーツ・ポートフォリオ拡大となる。
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