セバスチャン・ベッテルによる『Buzzin’ Corner』のその後。『激感エリア』は健在
9月22〜24日、三重県の鈴鹿サーキットで開催されたF1日本グランプリ。この週末、元F1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルが、生物多様性への関心を高めることを目的にした『Buzzin’ Corner』プロジェクトをスタートさせ、2コーナーイン側に昆虫たちの隠れ家を建てた。日本グランプリから約1ヶ月が経ち、このコーナーがどうなっているのか、足を向けた。
このプロジェクトは、現在生物多様性の意識を高める活動を行っているベッテルが、多くの思い出がある鈴鹿の2コーナーイン側に、昆虫たちの隠れ家を作ったもの。10棟のやぐらが建てられ、ベッテルが昆虫たちのアンバサダーとしてイメージした蜂からとられた、黄色と黒のペイントが施された。
ベッテル自ら制作に携わった昆虫たちの隠れ家には、F1ドライバーたちが思い思いの文字やイラストを入れていたが、気になるのはその後。この2コーナーイン側は、国内レースではファンが間近に走行を観ることができる“激感エリア”となっていたのだ。
このBuzzin’ Cornerが設置された後、SNS上には「激感エリアはなくなるのか……?」といった声が上がっていたが、その後このコーナーはどうなっているのだろうか。全日本スーパーフォーミュラ選手権第8戦・第9戦『JAF Grand Prix』がスタートした10月27日、2コーナーイン側に向かった。
現在、Buzzin’ Cornerに設置されていた昆虫たちの隠れ家は、3棟がそのまま残されているが、それ以外は一段下がった場所に移されている。晩秋の季節柄もあるとは思うが、現在はそれほど虫が飛んでいる感じはない。
また、黄色と黒でペイントされた縁石は、現在は通常の赤と白のペイントに戻っている。また激感エリアはこのスーパーフォーミュラ第8戦・第9戦の週末もオープンするという(すでに全日本ロードレースでも解放ずみ)。
もちろん激感エリアをそのまま楽しむことができるが、日本グランプリの際に媒体やSNS上でしか観ることができなかった昆虫たちの隠れ家を間近で観ることができるので、激感エリアを楽しむとともにぜひチェックしたいところ。
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