クアルタラロ、ヤマハ懸案の混走時の苦戦再び「オーバーテイクを試みることすらできなかった」
ヤマハのファビオ・クアルタラロはMotoGP第17戦タイGPのスプリントレースを11位でフィニッシュ。苦しいレースになってしまったが、彼は以前から語っていた他のマシンと混走している状態での厳しさを今回も感じたと語っている。 クアルタラロはタイGP初日の走行ではまずまずの位置を走っており、予選振り分けでもQ2への直接進出を決定。タイGPに持ち込まれた硬めのタイヤ特性もヤマハに上手くマッチしたことで、彼も光明を見出している様子だった。 しかしスプリントレースでは苦戦してしまい、11位でのフィニッシュとなった。 彼はスプリントレース終了後、これまでも見られてきたようにヤマハのオーバーテイクできないという問題が影響していたと語った。「オーバーテイクができないんだ。いつもと同じ話だよ」「プラクティスでは単独で走っていると、自分のしていることも正確に把握できるし、自分のラインを速く走れる。でも前方に誰かがいると、全てが変わってしまう」「レーススタート時にはペッコ(フランチェスコ・バニャイヤ/ドゥカティ)やアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)、ヨハン・ザルコ(プラマック)と一緒に走っていた。ライディングスタイルは全く違っていて、僕は何もできなかった。彼らから離れすぎていてオーバーテイクを試みることすらできなかった」 …読み続ける
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