ペレス、サンパウロGPは匠アロンソに敗れるもバトルに満足「とてもフェアなレースだった。あれができるドライバーは少ない」
F1サンパウロGP決勝ではセルジオ・ペレス(レッドブル)とフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)が激しく3位を争った。最終的に敗れて4位となったペレスだが、フェアなバトルだったと、この戦いを振り返っている。 サンパウロGP決勝は1周目のスタートからクラッシュが発生する波乱となったが、ペレスはポジションを7番手へ上げた状態で赤旗中断を迎えた。 レース再開後、彼はメルセデス勢を追いかけ回しルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルをオーバーテイク。ピット戦略によって再びメルセデス勢に前を行かれてしまう場面もあったが、それも取り戻し、レース後半は3番手をアロンソと争った。 彼ら2人の争いは長く続いたが、アロンソがうまくディフェンスを続けたことで、レース残り2周という段階までペレスは3番手を奪うことができなかった。 ラスト2周でようやく3番手に浮上したペレス。しかしアロンソはラストラップのターン1でペレスがブレーキングでわずかにミスしたことを見逃さず、ターン4でオーバーテイク。これが決定打となり、サンパウロGP決勝はアロンソが3位、ペレスが4位という結果になった。 最近のレースでは好結果を残せずにいるペレスとしても、今回は表彰台が欲しかったところだろう。しかしレース後、ペレスはアロンソとのバトルは非常にフェアな戦いであり、こうしたバトルはアロンソのような限られたドライバーとしかできないことだと、ライバルの走りを褒め称えた。「メルセデス勢を追い抜くのに時間がかかってしまって、基本的にはそのことが僕のレースにダメージを与えたんだ」 決勝後、ペレスはそう語った。「その後、僕はフェルナンドに対して常に少し劣勢の状態だった。そして終盤に向けて少しずつ削り取っていって、ついに表彰台を争った」 …読み続ける
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