【F1】マイアミGP(ピット戦略の考察)

 

セフティーカー時に、ルクレールがピットに入らなかった理由を考えてみた。

見終わったばかりの時には、ルクレールだけでもピットに居れたほうがよかったのではないかと考えたが、録画を見直してみて、ピットの微妙な状況に思いついた。

まず、ルクレールにはハードの新品とソフトの中古が3本だけ存在していた。

そして、ルクレールは第二巣ティントでハードの新品を履いてでたが、タイヤの温めに苦労していた。ピレリのタイヤの特性なのか、今回のハードは中古で、ゲージが薄くなったほうがタイムが出やすい傾向にあった。

そのために、ハードの新品を履いても、ハードの中古を履いているマックスに有利になるとは限らなかった。そして、中古ハードのほうが、熱を入れやすい傾向にあったようだ。これは、サインツと新品のミディアムを履いたペレスのタイム差を見ればなんとなくわかってくる。SC終了時点で、中古のサインツがペレスを引き離した。熱が入ったのか2周後にはDRS圏内まで戻ってきたが、最初の1周は明らかに中古のハードを履いたサインツのほうが早かった。ペレスのPUがセンサー異常で問題を抱えていたからとも考えられるが、その後のタイム差を考えれば、タイヤ依存だと思える。

中古ソフトも考えられるが、3周走ったソフトがあるはずで、これなら問題なく抜けると思える。

しかし、ミディアムで7周辺りからタイヤに問題が出始めたフェラーリは、タンクが軽くなっている状況だとしてもリスキーだと判断したのではないだろうか?ペレスが新品のミディアムを履いていることから、ルクレールがソフトを壊してしまうと、レッドブル1-2まであり得る状況だ。そのために、フェラーリはピットストップをあきらめて、ダメージリミテーションに動いたのではないだろうか?

サインツがペレスに抜かれたとしても、それまでにルクレールが逃げていれば、残り周回から考えれば、逃げ切れると考えて、あえてピットストップをしなかったのではないだろうか?

結果として、ペレスのPUのダメージが思った以上に重かったために、サインツも順位を守れて、ポイント差は縮まってしまったが、最小限に抑えることができた。

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