レッドブルF1代表、アロンソ加入の噂を明確に否定「現在のドライバーに非常に満足している」
レッドブルF1のクリスチャン・ホーナー代表は、チームが2023年シーズンに向けてフェルナンド・アロンソとの契約に動いているとの噂を明確に否定した。
今シーズン限りでアルピーヌF1との契約が満了するため、その去就に注目が集まるアロンソ。なかでも根強いのが、昨年のFIA F2チャンピオンであるオスカー・ピアストリを育成ドライバーに抱えるアルピーヌが、その契約を更新せず、アロンソが他チームに移籍するという見方だ。
こうした状況のなかで、パドックでは同じく今シーズンまでの契約となっているセルジオ・ペレスに代わり、アロンソがレッドブルに加入するのではないかという噂が流れた。スペインの『Marca』によると、第4戦エミリア・ロマーニャGPの終了後、アロンソがレッドブルのホスピタリティを訪れる写真が出回ったのがその発端だという。
この件について、第5戦マイアミGPで『Sky Sports』のレポーターを務めるカルン・チャンドックに問われたレッドブルのホーナー代表は、アロンソに敬意を示しつつもこの噂をきっぱりと否定した。
「それは私にとってもニュースだ!」
「フェルナンド(アロンソ)は素晴らしいドライバーだ。彼が40歳になってもF1にいることは素晴らしいし、目指すべきことだ」
「でも我々の計画にはそぐわないんだ」
ホーナーは、アロンソのマネージャーを務めるフラビオ・ブリアトーレとも、友人として話をすることはあるとしつつも、「我々は現在のドライバーに非常に満足している」と改めてアロンソの移籍がないことを強調した。
アロンソのレッドブル加入についてはこれまでにもたびたび噂されており、アロンソは過去4回に渡ってレッドブルからのオファーを受けたことを2018年に明かしている。
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