高速&トラクションのカナダを制するのは?|F1カナダGP DAZN配信スケジュール
先日アゼルバイジャンで行なわれたばかりの今季のF1。今週末は地球を1/3周し、サーカスはカナダ・モントリオールに移動する。カナダGPである。
新型コロナウイルスの影響により、しばらくグランプリを開催できなかったカナダ。しかし今年は2019年以来3年ぶりにF1がやってくる。
カナダGPの舞台となるジル・ビルヌーブ・サーキットは、高速区間を低速コーナーで繋いだレイアウト。最高速とトラクション性能が重要になってくる。
最高速という面では、今季はレッドブルが優位だが、フェラーリも徐々にその差を詰めてきている。トラクションの面ではフェラーリが優勢という格好であろう。ただ、レースでのタイヤの保ちという面ではレッドブルが今季して圧倒している状況で、これらを考えれば予選ではフェラーリが先行したとしても、決勝では逆転……今季何度か起きてきたレース展開となりそうだ。
一方でアゼルバイジャンGPでバウンシングに見舞われたメルセデスは、今回も苦戦するかもしれない。コースには凹凸が多く、大きく縁石を使わなければならないコーナーもある……今季のメルセデスのマシンW13が苦手とする要素が多い。ただ、同チームのドライバーであるルイス・ハミルトンにとっては、F1初優勝を含め通算7勝を挙げている相性の良いサーキットである。
前回のアゼルバイジャンに似た特性のコースとも言えるため、似たような勢力図になる可能性も考えられる。そうなると、好調な走りを見せたピエール・ガスリーと角田裕毅のアルファタウリ勢の再びの上位という可能性もあるかもしれない。
また復調の兆しを見せるアストンマーチンのセバスチャン・ベッテルにも注目したい。ベッテルはここカナダで5回のポールポジションを獲得(優勝は2回)。前回のアゼルバイジャンでも好パフォーマンスを披露しており、カナダでも再びの活躍が期待される。
そんなカナダGPも、スポーツチャンネルDAZNで全セッションが生配信される。日本からでは非常に深い時間(もしくは非常に朝早い時間)のセッションとなるが、ぜひお見逃しなく!
DAZNでのF1カナダGPの配信スケジュールは、以下の通りとなっている。
■6月17日(金)27:00 F1フリー走行1回目 実況:サッシャ/解説:柴田久仁夫30:00 F1フリー走行2回目 実況:サッシャ/解説:田中健一
■6月18日(土)26:00 F1フリー走行3回目 実況:サッシャ/解説:小倉茂徳29:00 F1予選 実況:サッシャ/解説:中野信治
■6月19日(日)26:20 F1予選 実況:サッシャ/解説:中野信治
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