F1分析|アロンソ、メルセデスと真っ向勝負はちょっと無理? しかしトラブル抱えながら脅威の好ペース

 

 F1カナダGPで最も注目を集めたドライバーのひとりは、間違いなくフェルナンド・アロンソだった。
 アロンソは金曜日のフリー走行1回目から好調な走りを披露。FP1を3番手、FP2を5番手、ウエットコンディションとなったFP3ではトップタイムを記録し、予選へと駒を進めた。
 その予選でもアロンソは2番手となり、2012年ドイツGP以来となるフロントロウを確保。決勝ヘ向けた期待も大きく高まった。
 ただその決勝でアロンソはポジションを落とし、7番手でフィニッシュ。さらにストレートでウィービングし、後続のマシンの走行を妨害したとして5秒のタイム加算ペナルティを科され、最終的に9位となった。
 アロンソがポジションを下げたのは、ライバルたちがバーチャル・セーフティカー(VSC)中にピットインしたのに対し、ミディアムタイヤでの第1スティントを引っ張り、さらにアンダーグリーンでタイヤを交換したこと。その上パワーユニットにトラブルがあったため、期待していたようなパフォーマンスを発揮することができなかったのだ。
 アロンソとチームは、このトラブルさえなければ、メルセデスと渡り合えたはずだと主張している。しかしレースペースを分析してみると、そう簡単ではなかったように見える。

F1カナダGP決勝レースペース分析:中団グループ
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