レッドブルRB18はまだダイエット必要? フェルスタッペン「決勝では問題が小さくなるけど……」
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1オーストリアGPの予選でポールポジションを獲得し、スプリントレースでもフェラーリ勢を抑えてトップチェッカー。決勝レースのポールポジションを守った。
過去3戦のうち2戦でポールポジションを獲得しているフェルスタッペンだが、今季マシン『RB18』が1周アタックでより良い走りをするためにはもう少し重量削減が必要だと認めている。
「僕たちはまだちょっと……予選ではアメイジングだとは言えないと思う」
レッドブルがレースペースを損なうことなく、予選ペースを向上させることができたかという質問に、フェルスタッペンはそうmotorsport.comに語った。
「でもそれはクルマだけの問題ではなく、僕たち(のマシン)はまだ少し重いんだ」
「だからもちろん、燃料をすべて使い切った時だと、僕らの足かせにしかならない。まだマシンの重量を減らす必要があって、それに取り組んでいるところだ」
「だからレースでは、問題は少し減るだろう。まず予選のようにプッシュすることはできないから、その点は少し助けになると思う。満タンにしたときは重量の問題も少しは目立たなくなるしね」
フェルスタッペンは土曜日のスプリントレースでフェラーリのルクレールに1.6秒の差をつけてトップチェッカー。序盤にフェラーリ勢がチーム内バトルを繰り広げている際に一気に差を広げた形だ。
しかし、シャルル・ルクレールがカルロス・サインツJr.を離した後のペースは、71周の決勝レースでレッドブルとフェラーリがより接近することを示唆しているとフェルスタッペンは指摘する。
フェルスタッペンは「もちろん、彼らもレース序盤は少し戦っていたよ」と、スプリントレースについて語った。
「だから、僕はギャップを築くことができたし、基本的にはそのギャップをコントロールすることができたんだ」
「でもレース終盤になると、僕らのペースは非常に接近していた。(決勝は)タイトなレースになると思うよ」
フェルスタッペンのチームメイトであるセルジオ・ペレスは、予選後にトラックリミット違反によるタイム抹消を受け、13番グリッドからスプリントレースを戦い5番手フィニッシュと大きく挽回した。
しかし彼は、RB18がマシン開発により自分の好みではなくなってしまったと感じているとコメントしている。
このことについてフェルスタッペンは次のようにコメントした。
「一般的には、僕たちは常にクルマを速くしようとしているし、彼らがクルマに何を持ち込もうと、それに適応しなければならないんだ」
「そして、それは確かに僕がやってきたことだ。もちろん、僕は自分のクルマに何を望むかは言うけれど、クルマのアップグレードは特に僕のために設計されたものじゃないんだ。ただ、より速いペースを求めているだけなんだ」
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