2022年F1第11戦オーストリアGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)
2022年F1第11戦オーストリアGPの決勝レースで6位~10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位~10位のドライバーはミック・シューマッハー(ハース)、ランド・ノリス(マクラーレン)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、ダニエル・リカルド(マクラーレン)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)だ。
■BWTアルピーヌF1チーム
フェルナンド・アロンソ 決勝=10位
たった1ポイントでも、何もないよりはましだ。特に今日は最後尾からスタートしたことを考えればね。先週末のシルバーストンほどではないにせよ、今季のベストレースのひとつだったと思う。
終盤まで6番手か7番手あたりを争っていたが、VSC中に2回目のピットストップを行い、その時に取り付けたタイヤから異常な振動が発生した。そのため、もう一度ピットに入って、別のセットのタイヤに交換することにしたんだ。この余分なストップでいくつかポジションを失い、最終ラップまで戦い続けるしかなかったが、それでもフィニッシュの時点では何とか10位まで挽回することができた。
今日のようなレースで1ポイントしか獲れなかったのはちょっと残念だが、全体的なペースの速さと、チームとしてのパフォーマンスには大いに満足してもいいだろう。
■マクラーレンF1チーム
ダニエル・リカルド 決勝=9位
目標はポイント圏内だったから、チームとしてこの結果に満足していいと思う。金曜の順位と比べれば、はるかに良い成績で、しかもダブルポイントフィニッシュだからね。最初のスティントでは左フロントタイヤに苦しんだ。ターン1へのブレーキングでロックアップさせてしまい、ちょっと厳しい戦いを強いられたんだ。だから、フィーリングはむしろ昨日の方が良かった。
レース後半もフロントタイヤ、特に左フロントがキツかった。フラットスポットがなくてもね。それでも、僕にできる範囲で最善は尽くせたと思う。何とかして(ケビン・)マグヌッセンを抜きたかったんだけど、まあ高望みをすればきりがない。ポイントを追加して、多少なりともダメージリミテーションができたのだから、喜ぶべき結果だろう。
■ハースF1チーム
ケビン・マグヌッセン 決勝=8位
チームにとって素晴らしい週末だった。ついに運が向いてきた感じだ。この4、5戦は運がなくて、うまくいかなかった。落ち込まずにいるのが簡単ではなかったくらいだが、最近の2レースはラッキーだったし、ペースも良かった。特に今週末は好調だったね。レースを通してエンジンにちょっとした問題を抱えていたので、どうかブローしませんようにとひたすら祈っていた。その祈りがかなえられて、無事に完走を果たせたことに心から感謝している。今回は最高の予選、最高のスプリント、そして最高のレースができた。ものすごくハッピーだよ。
■マクラーレンF1チーム
ランド・ノリス 決勝=7位
ポジティブな一日だった。いくつかポジションを上げて、そこそこポイントも獲れたからね。トラックリミットに関して何度かミスをしてしまい、5秒のペナルティを科せられたのが痛かった。本来なら6位に入れたはずだけど、それを除けばまずまずの一日だったよ。マシンのペースも悪くなかったし、目標としていたポイントも獲得できたから、最終的には満足できた。
僕らに必要なのは、進歩を続けること、そして次に向けてプッシュし続けることだけだ。サーキットとファクトリーで懸命に仕事をしてくれたみんなに心から感謝したい。彼らのおかげで、金曜のつまずきからうまく挽回して、ポイントを持ち帰ることができた。
■ハースF1チーム
ミック・シューマッハー 決勝=6位
もう一度ルイス(・ハミルトン)と戦うのは楽しかった。もちろんタイヤに気をつけなければならないことはわかっていたけれど、昨日と比べてかなり印象が違った。タイヤの挙動のおかげで、すぐに1ストップレースにはならないと感じたし、風もまったく違っていて、コントロールが難しかった。
タフなレースだったけれど、シルバーストンに続いてまたダブルポイントフィニッシュができたのだから、チームのみんながこの結果にとても満足しているだろう。ドライバー・オブ・ザ・デイにも選ばれたし、みんなに感謝している。
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