【F1】オーストリアGP 考察
オーストリアGPは、フェラーリの独壇場でした。
気になったことを書いていきます。
まずは、ハミルトンの復調とラッセルの行い。
トト・ウォルフが以前に語っていたように、ハミルトンは実験的なセッティングを試していたのは間違いないだろう。イギリスGPから問題が解決したというよりも、ハミルトンがラッセルと上回るパフォーマンスを出してきている。素直に言うとこれは、フェラーリにとっては喜ばしい事ではない。確かに、スピードではまだまだフェラーリのほうが早い。しかし、レースいやらしさではハミルトンのほうが一枚も二枚も上手だ。フェラーリは、前半戦の残り、多分フランスでサインツがPU交換のペナルティを受けるだろう。ルクレールのPUも4戦使い込んでいる。ルクレールは、ユニットの履歴が気になりだす。スペインで発生した問題の後で、ビノット代表が4戦がPUを全力で使える距離だと言い放っている。カナダで、2基入れて余裕があるとは思うが、TCは限界に近づいていると思われる。TCだけは、ナンバー4のTCが一基だけが生き残っていると思われる。同時に、アインツに起こった問題はES由来だとしたら、新品を入れたばかりのルクレールにも同様の問題が発生していると考えられる。
ラッセルの行いはメルセデスらしいと言えるが、ペレスは十分なスペースを残している。自分が縁石に乗り上げてギリギリの場所を走っているのに、ラッセルは近づいてきている。5秒ペナルティではペレスのリタイヤに相当しない。
FIAは、ペナルティの量刑を考える時に来ているのではないか?
一貫性が欠けている状況では難しいとは思うが、加害者に”秒数付与”だけでは意味がなさすぎる。加害者から被害者への弁済が必要だと思う。ポイントで支払うのがいいようには思う。5秒ペナなら、取得ポイントの5%を被害者弁済に利用する。こうなると、チャンピオンシップにも影響してくる。いっきに逆転もあり得るから、レースがクリーンなバトルになっていくように思える。
レッドブルは、まずはマシンを軽くしましょう。あと、もう少しだけダウンフォースがしっかりと出るようにしないと、ペレスが乗れなくなっていることから、判明している。ペレス基準で扱いやすい車とマックスが乗りやすい車は違うとは思うけど、ペレス基準で乗りやすい車から、マックス仕様のセッティングを施す方がよいように思えてしまう。
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