アストンマーティンと交渉中のベッテル「継続への明確な意志がある」と明かす。移籍の噂は一蹴
セバスチャン・ベッテルは、今週末のF1第12戦フランスGPを前に、2023年シーズンもアストンマーティンとF1に留まるという「明確な意志」があることを認めた。
ベッテルのF1での将来については最近憶測が飛び交っており、不振のシーズンを根拠に今年末のF1引退がうわさされている。しかしアストンマーティンのチーム代表であるマイク・クラックは、チームとベッテルは前向きな話し合いを行っており、F1のサマーブレイク後には結果が出ることを期待していると述べ、ベッテルもクラックのコメントに同意した。
「僕は今週末も、その次もレースをするよ」と木曜日にベッテルはフランスでメディアに話した。
「ある時点で話し合いを始めることになると言ったのは確かだ。僕はチームと話をしている」
「継続への明確な意志があると思うし、僕たちの置かれている状況はすぐにはっきりするだろう」
最近出回っているうわさによると、ベッテルはマクラーレンのダニエル・リカルドの最終的な後任候補に選ばれているという。だがベッテルは、そのとっぴなほのめかしに対し、おどけた反応を示した。
「ランド(・ノリス)は契約があると思う」とベッテルは語った。「マクラーレンに知り合いはいるけれど、それはただのうわさだと思う」
南フランスでの今週末のグランプリについて、ベッテルはAMR22で普段よりも中団の上位で戦えるようになることを期待している。
「(レースを)楽しみにしている。シルバーストンではアップデートを投入したけれど、まだ活かしきれなかった。でも今週はさらに答えを得る助けになるかもしれない」
「エキサイティングだし、中団に戻るためにもう少し競争力を出すことができるよう期待している。つまり中団でもっと戦えるようにね。そうなれば素晴らしいことだ」
「コースはああいう感じだ。世界で一番エキサイティングなコースというわけではないけれど、かなりチャレンジングだし技術が要求されるコースだ」
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