F1引退のベッテル、後任の“一推し”は愛弟子ミック・シューマッハー?「僕が決めることじゃないけどね」
先日、今季限りでのF1引退を発表したセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)。この発表を受けて、ベッテルの後任は一体誰になるのか早速話題となっている。
アストンマーチンのリザーブドライバーで経験豊富なニコ・ヒュルケンベルグはもちろんのこと、現在レギュラードライバーとして活躍するフェルナンド・アロンソやアレクサンダー・アルボンも候補に挙がっているが、今季限りでハースとの契約が切れるミック・シューマッハーも候補のひとりと言える。
シューマッハーは特にベッテルとの親交が深いドライバーのひとりであり、ベッテルも彼のキャリアに深い関心を寄せている。その姿は、ベッテルをカート時代から気にかけていたシューマッハーの父ミハエルと重なって見える。
motorsport.comから、シューマッハーを自身の“後継者”と考えているかと尋ねられたベッテルは、チームオーナーのローレンス・ストロールと引退後のプランについて話し合った際に、誰が自分のシートを引き継ぐのかという話題に及んだことを認めた。
「もちろん、ローレンスとは昨日(水曜日)話をして、僕がここでレースを続けないことを伝えた」
ベッテルはそう語る。
「次(のドライバー)がどうなるかについては、本当に少しだけ話をした」
「僕にも自分の意見があるし、ミックのことも高く評価している。彼とは親しいから、客観的な視点ではないと思うけどね。そうだとしても素晴らしいドライバーだと思うよ」
「彼は勉強熱心だし、他の人たちが成長することを止めてしまっても彼は学び続ける。そういう意味でも彼には資質があると思うけど、まだ若いし経験も少ない」
「だからどうなるかは分からないし、僕が決めることでもない。もし何か聞かれたら自分の意見を伝えるし、遠慮もしない。でも最終的にはチームが決断しないといけない」
当のシューマッハーはベッテルの引退について、レース界に大きな穴があくことになるだろうと話した。その一方でアストンマーチンに加入する可能性については否定。ベッテルからの“お墨付き”を得たとはいえ、自分は今やるべきことに集中するとコメントするにとどめた。
「もちろん、ここでやるべきことはまだたくさんある」とシューマッハーは言う。
「だから僕は今現在のことに集中している。そして将来がどうなるかはその時になってみないと分からない」
「絶対にないとは言い切れない。でもやっぱり、僕は今ハースとブダペストで戦うことに集中しているんだ」
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