2022年F1シーズン前半戦の罰金額ランキング。トップはベッテルの約500万円

 

 2022年F1シーズン前半13戦のなかでドライバーおよびチームが科された罰金の額、ドライバー別の違反の回数が集計され、ランキングが発表された。ここまで最も多額の罰金を科されたチームはアストンマーティンで、ドライバー別では同チームのセバスチャン・ベッテルがトップだった。違反の回数が最も多いのは角田裕毅(アルファタウリ)とアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)だった。

『Casumo』がFIAの書類に基づいて集計したペナルティに関するデータを、F1公式サイトが公表した。総額には執行猶予付きの罰金も含まれている。

 チーム別の罰金額は以下のとおり。アルピーヌとハースは罰金のペナルティを受けていない。

■チーム別罰金額(2022年前半戦)

チーム 罰金額
アストンマーティン 41,800ユーロ(約570万円)
フェラーリ 35,000ユーロ(約480万円)
レッドブル 20,600ユーロ(約280万円)
アルファロメオ 12,000ユーロ(約160万円)
マクラーレン 10,000ユーロ(約130万円)
メルセデス 10,000ユーロ(約130万円)
アルファタウリ 2,600ユーロ(約35万円)
ウイリアムズ 1,800ユーロ(約24万円)
アルピーヌ
ハース

 罰金の原因になった出来事に基づきドライバー別に金額を集計すると、ベッテルが圧倒的な額でトップに位置している。オーストリアGPでドライバーズミーティングから無断退席したことで25,000ユーロ(執行猶予付き)、オーストラリアGPではコース上を許可なくスクーターで走行したことで5,000ユーロの罰金を受けたことが響いているためだ。

セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
2022年F1第3戦オーストラリアGP セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)

■ドライバー別罰金額(2022年前半戦)

ドライバー 罰金額
セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン) 35,900ユーロ(約490万円)
カルロス・サインツ(フェラーリ) 25,000ユーロ(約350万円)
セルジオ・ペレス(レッドブル) 10,600ユーロ(約140万円)
ルイス・ハミルトン(メルセデス) 10,000ユーロ(約130万円)
ダニエル・リカルド(マクラーレン) 10,000ユーロ(約130万円)
周冠宇(アルファロメオ) 10,000ユーロ(約130万円)
シャルル・ルクレール(フェラーリ) 10,000ユーロ(約130万円)
マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 10,000ユーロ(約130万円)
ランス・ストロール(アストンマーティン) 5,900ユーロ(約80万円)
バルテリ・ボッタス(アルファロメオ) 2,000ユーロ(約27万円)
アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ) 1,800ユーロ(約24万円)
角田裕毅(アルファタウリ) 1,300ユーロ(約17万円)
ピエール・ガスリー(アルファタウリ) 1,300ユーロ(約17万円)

 なお、何らかの違反によりペナルティや警告を受けた回数をドライバー別に集計したところ、角田とアルボンが共に8回で最多だった。前半戦で20人全員が1回以上の違反を犯している。

■ドライバー別違反回数(2022年前半戦)

ドライバー 違反回数
角田裕毅(アルファタウリ) 8回
アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ) 8回
周冠宇(アルファロメオ) 7回
セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン) 7回
ピエール・ガスリー(アルファタウリ) 6回
フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ) 6回
ランス・ストロール(アストンマーティン) 6回
エステバン・オコン(アルピーヌ) 5回
カルロス・サインツ(フェラーリ) 5回
バルテリ・ボッタス(アルファロメオ) 4回
セルジオ・ペレス(レッドブル) 4回
ダニエル・リカルド(マクラーレン) 4回
ケビン・マグヌッセン(ハース) 3回
シャルル・ルクレール(フェラーリ) 2回
ランド・ノリス(マクラーレン) 2回
ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ) 2回
ジョージ・ラッセル(メルセデス) 2回
マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 1回
ルイス・ハミルトン(メルセデス) 1回
ミック・シューマッハー(ハース) 1回
2022年F1第1戦バーレーンGP ドライバー記念撮影
2022年F1第1戦バーレーンGP ドライバー記念撮影
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