アルボン、躍進の裏に”お手軽”アップデート。スパのコース特性も味方した6番グリッド獲得

 

 ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは、F1ベルギーGPの予選Q1を6番手で終えると、Q2でも2番手となり、今季初Q3進出。最終的に9番手で予選を終えた。
 ただ今回、パワーユニット交換によるグリッド降格ペナルティが科されているドライバーが多く、アルボンは6番グリッドから決勝をスタートすることになる。
 アルボンは、レッドブル時代の2020年にオーストリアGP、トスカーナGP、トルコGP、バーレーンGPで獲得した4番グリッドがベストリザルトだが、今回の6番グリッドはトロロッソ時代、そしてウイリアムズ時代では最高の結果となった。
 ウイリアムズのパフォーマンス責任者であるデイブ・ロブソンによると、このスピードアップは今回実施した、サーキット特有の”チープ”なアップデートの効果だという。
 また、ウイリアムズは風の影響を受けやすいという特性を持っているというが、今回は風が強くなかったことも好調の要因のひとつだという。
「リヤウイングの後端をカットするという、比較的安価なアップグレードを行なったが、実際にはかなりうまくいっている」
 そうロブソンは語った。
「ドラッグ(空気抵抗)レベルに対して、非常に良いレベルの効率性を維持している」
「もうひとつは、風が強くないのでクルマの挙動が安定していて、それが役に立っている」
「ダウンフォースのレベルを下げても、その一貫性が保たれていることは有益だ。 …読み続ける

F1&雑談
小説
開発
静岡

小説やプログラムの宣伝
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです