フェルスタッペン圧勝、14番手から12周で首位に「予想外の展開。マシンが最高だった」また一歩王座に近づく/F1第14戦
2022年F1ベルギーGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、パワーユニットおよびギヤボックスの交換によりペナルティを受け、14番グリッドからスタートしながら、今季9勝目を挙げた。2位セルジオ・ペレスとの差は17秒841と圧勝だった。
フェルスタッペンは1周目に8番手に上がり、44周のレースの12周目にトップに立ち、その後はライバルたちを寄せ付けず、優勝を飾った。
レース中のファステストラップも記録、これによりフェルスタッペンは合計26点を獲得し、タイトル獲得にまた一歩近づいた。ベルギー終了時点で、ランキング2位にペレスが浮上、フェラーリのシャルル・ルクレールは3位に後退した。フェルスタッペンとペレスのポイント差は93点となっている。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=1位
14番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム→ミディアム
信じられないような週末だった。でも決して楽だったわけではない。慌ただしい展開の1周目にトラブルを避けなければならなかった。前方でたくさんのことが起き、誰もが自分のポジションをキープしようと必死になっていた。
セーフティカーの後、状況が落ち着いてから、正しい場所を選んでオーバーテイクしながらポジションを上げていき、タイヤを労わることもできた。
これからもハードワークを続け、1戦1戦に集中していく必要がある。毎戦しっかり完走を果たさなければならない。すべてのレースで優勝する必要はないけれど、チームとしては勝ちたいところだ。
次のザントフォールトで何ができるか見ていこう。
(レース後の会見で語り)マシンがFP1の時点から信じられないほど素晴らしかった。こうなるとは予想をしていなかったよ。でも時にポジティブな驚きがあるのはうれしいことだ。
でも毎戦こうなるとは思っていない。今後はもっと接戦になるはずだ。それでもポイント上のギャップを拡大できたのはとてもいいことだと思う。これから毎回、ポイントを重ねていく必要がある。
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