フェラーリ、2台で戦略を分けて”打倒フェルスタッペン”を目指す? ルクレール「僕とカルロスで何かできたらいいね」

 

 F1オランダGPの決勝レースは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがポールポジション、その後方2番手と3番手からフェラーリの2台がスタートする予定だ。
 フェルスタッペンとのタイトル争いでこれ以上差を広げられたくないフェラーリのシャルル・ルクレールは、チームメイトのカルロス・サインツJr.と戦略を分けることで、フェルスタッペンを攻略できるのではないかと考えている。
 フェルスタッペンは土曜日に行なわれた予選で、ルクレールの対して僅か0.021秒の差をつけ、ポールポジションを獲得した。オランダGPの舞台であるザントフールトは基本的にオーバーテイクが難しいと言われているため、ひとつでも前のグリッド位置を確保できたことは、フェルスタッペンにとって大いに優位に働くことだろう。
 ただルクレールは、フェルスタッペンの直後にフェラーリ2台が並ぶという状況を活かし、巻き返しを図りたいと考えているようだ。
「このコースは、オーバーテイクが非常に難しい」
 ルクレールは予選後にそう語った。
「予選のように接近できることを願っているし、マックスにプレッシャーをかけるためにも、僕とカルロスで何らかのことができることを願っている」
 ルクレールは、戦略を分けるのは「この状況を考えれば良いこと」だと考えていて、これについてチーム内で話し合う必要があると認めた。
 一方のサインツJr.は、タイトなレースになると予想。決勝レース当日には、レッドブルやメルセデスが「最近持っていなかったモノを持っているようだ」と語りつつも、次のように語った。
「でもフランスとオーストリアでは、日曜日に僕らにもできることがあったよね?」
 そうサインツJr.は語った。
「できればあのレースと同じように、レース全体を通じてマックスに挑戦できることを願っている」
 メルセデスが先頭争いに加わってくると思うかと尋ねられると、サインツJr.は次のように語った。
「僕らは少なくとも、レースでは同じくらいの速さになると思う。ピットストップをする頃には、かなり接近戦になると思う」
「他の5台(レッドブル、フェラーリ、メルセデス)と、良い勝負になるだろう」
 
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