F1第16戦イタリアGP予選トップ10ドライバーコメント(2)
2022年F1第16戦イタリアGPの予選が行われ、ポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)だ。
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
予選=5番手
僕にとって、まずまずの予選だったが、ベストではなかった。今日の僕たちは上位陣との差が大きくて、僕にはこれ以上のことはできなかった。今回のようなローダウンフォースレベルでは、僕たちの場合、競争力が低下するようで、周りのチームと比較するとペースを失っている感じだ。
DRSの効果があまり大きくないから、後方からスタートする僕たちにとって厳しいレースになるだろう。多くのマシンがDRSトレインの中で走ることになると思う。だからフラストレーションが溜まる一日になるかもしれないが、ポジティブでい続け、全力を尽くしたい。
(予選後の会見で語り)明日何ができるのか、全く分からない。最悪のシナリオは、隊列に引っかかり、レースの最後まで皆の後ろを走り続けるというもの。ベストのシナリオは、トップ10に入ってポイントを獲得することだ。それが目標だね。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
予選=4番手
今日の結果は悪くはないので、明日戦うことができるだろう。レースペースが良いから、ギャップを縮めることができる。レースが楽しみだよ。
僕の予選ラップは素晴らしくはなかったけれど、悪かった感じもしなかった。明日ここから最大の結果を出すことに集中していく必要がある。
ここでフェラーリが速いだろうことは分かっていたから、彼らの結果はそれほど驚きではない。彼らは決勝でも強いだろう。僕たちは今、少しペースが不足しているので、レースを前にいくつかの点について見直す必要がある。今の状況から最大限の力を引き出すためにね。
このコースではDRSストレートで痛い思いをすることになるかもしれない。2周ほどポジションが変わらないこともあり、そうなるとレースに大きな影響が出る。オーバーテイクが難しいだろうから、優れた戦略を用意し、正しいペースを使う必要がある。上位に上がっていくためには、それがとても重要になるだろう。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
予選=3番手
序盤からうまくいった予選だった。Q1とQ2で強力なラップを走ったよ。Q3のラップもとても良いものだったが、最後のランでトラックポジションが理想的ではなかった。前にピエール(・ガスリー)がいたけれど、彼はアウトラップがとても速くて、トウを全く得ることができなかったんだ。
それでもモンツァでフェラーリがポールポジションからスタートできるのは素晴らしいことだ。シャルル(・ルクレール)とチームの皆におめでとうと言いたい。
今日のパフォーマンスには満足できる。マラネロで皆がハードワークに取り組んできたことの良い証といえるだろう。
明日は順調にポジションを上げていけるといいね。できる限り上位まで浮上するために全力でプッシュしていくつもりだ。
週末を通して、グランドスタンドに詰めかけているティフォシたちが信じられないほど熱心に応援してくれている。明日はエキサイティングなレースを彼らにプレゼントするためにベストを尽くすよ。
(予選後の会見で語り)正直言って、今週末、これほどマシンのパフォーマンスが良いのに、グリッド後方からスタートしなければならないのは辛い。シャルルと一緒に上位からスタートして、ティフォシのために1-2を目指せればよかったのにね。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
予選=2番手
予選はとてもうまくいったと思う。フェラーリ勢は週末を通して強さを発揮していたので、今日接戦になることは分かっていた。
僕たちは決勝のことを考えてマシンのセットアップを行い、ダウンフォースを少しだけ強めにすることにした。予選の1ラップではベストでなかったが、明日、このセットアップは強さを発揮すると思う。そういう状況にもかかわらず、僕たちは上位にかなり迫ることができたので、それはポジティブなことだ。
明日は興味深い戦いになるだろう。トラブルを避けて、ひたすらポジションを上げていくことを目指す。ただ、過度のリスクを冒すつもりはない。シーズン終わりまで、毎戦優勝する必要はないのだと分かっているからね。でも前のマシンをすべてクリアできたら、もちろん優勝を狙う。
(予選後の会見で語り)ロングランはとても好調だったと思う。だから1周目をクリーンに走って、素早く前のグループを抜き去ることができれば、(優勝する)チャンスは十分にある。一部の他のマシンより少し高めのダウンフォースレベルを選んだ。それでも問題ないと感じたよ。レースランでの感触はとても良かったから、ペースにはとても満足だ。(高めのダウンフォースレベルだと)通常はタイヤのデグラデーションの面で有利になる。それを明日、示せるといいね。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
予選=ポールポジション
すごくハッピーだ。モンツァは特別な場所だから、ティフォシの前でポールポジションを獲得し、信じられないような気持ちだよ。ここと同じような要求を持つ高速トラックのスパでは苦労した。だから余計に今日の結果がうれしい。改善のために懸命に取り組んできたことで、再び競争力を取り戻し始めているように思う。
FP1から自信を持って走れる状態で、レースペースも強力だ。このポールを明日、勝利につなげたい。そのために全力を尽くすよ。
(予選後の会見で、ポールを決めたQ3最後のラップについて聞かれ)かなり大きなリスクを取った。最後のラップだから、大きなパフォーマンスを見つける必要があると分かっていた。そのためにすべてをかけた。それがうまくいったんだ。
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