F1残留決定の角田裕毅、来季は飛躍の年となるか。先輩日本人ドライバーの“3年目”はどうだった?
日本人としては歴代10人目となるフルタイムF1ドライバーである角田裕毅。彼は2023年シーズンもアルファタウリに残留することが発表され、同チームでの3シーズン目を送ることとなった。
アルファタウリのフランツ・トスト代表は「ドライバーがF1を完全に理解するには少なくとも3年は必要なので、彼にそのポテンシャルをフルに発揮するための時間が与えられたことは喜ばしい」とコメントし、3年目を迎える角田に期待を寄せている。彼が今季残りのレースと来シーズンで印象的な活躍を残すことができれば、今後のF1キャリアにも大きな影響を与えるはずだ。
歴代日本人ドライバーの中で、3年以上フル参戦することができたのは5人。中嶋悟、鈴木亜久里、片山右京、佐藤琢磨、そして小林可夢偉だ。今回はそんな彼らの“3年目”を振り返ってみよう。
中嶋悟(1989年)
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