日本GP決勝に向け慎重なコメント残すマルケスは“オオカミ少年”!?「そういうのは何回も聞いた」とミラー

 

 雨の中行なわれたMotoGP日本GPの予選でポールポジションを獲得したのは、レプソル・ホンダのマルク・マルケス。マルケスのポールポジションは、奇しくも同じもてぎで行なわれた2019年の日本GP以来、実に1071日ぶりだった。
 レースは一転してドライコンディションで行なわれることが予想されるため、マルケスは24周の決勝レースでペースを維持するのは難しいと考えており、未だ回復途上の右肩のコンディションを考えれば、今は表彰台を狙う時ではないと控え目な予想を立てている。
 しかし、そう考えているのはマルケス本人だけなのかもしれない。多くのライダーはマルケスが上位争いに絡んでくるだろうと考えており、予選7番手だったドゥカティのジャック・ミラーも、マルケスが自身のチャンスについてこれまで何度も否定してきたとして、次のように語った。
「もちろんマルクの調子は良いし、知っての通り彼は日曜日にギヤをまた一段上げることができる」
「彼の肩の健康状態は別としても、ここはハードブレーキングが多くて腕を使う場面が多いので、身体にはキツい。だから彼がここでどんな走りをするかは興味深い」
「彼は(レースで勝つことは)ないと言っているけど、彼がそういうことを言うのは何千回も聞いてきた。そう、彼はオオカミ少年なんだ」
「だから彼は脅威になるだろう。ペッコ(フランチェスコ・バニャイヤ/ドゥカティ)やファビオ(クアルタラロ/ヤマハ)もね」
「いつものメンツ、例えばエネア(バスティアニーニ/グレシーニ)なんかも後ろの方に埋れてしまっているけど、彼はレースペースが良いことも分かっている」
「KTMも、(ブラッド)ビンダーは昨日も今日も調子が良かったし、日曜にはもう少し調子を上げてくることも分かっている」
「だから多くのライダーが上がってくるだろうと思っている。特に(今週末は)あまり多くの周回をこなせていないし、ここは3年ぶりの開催だ」
「明日のレースは未知数な部分も多いけど、それがまた良いんだ」
 
 
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