MotoGP、2023年の暫定カレンダーを公表。全21戦の史上最長に。日本GPは10月1日決勝
9月30日、MotoGPは2023年シーズンの暫定カレンダーを発表した。
発表された暫定カレンダーによると、2023年シーズンは全21戦で行なわれる。新規開催地としては、ここ数日で発表されたカザフスタン、そしてインドが組み込まれた。
昨年からの変更点としてはアラゴンGPが外れており、スペイン国内でのレースが全3レースとなっている点が挙げられる。また、昨年開催が延期となったフィンランドGPは、2023年も復活しない見込みだ。
開幕戦は既報のとおり、近年定番となっていたカタールではなく、ポルトガルGP(3月26日決勝)となった。これはカタールGPの舞台となるロサイル・インターナショナル・サーキットで改修が行なわれるためだ。その結果、カタールGPはシーズン最終盤の第20戦として行なわれることになった。
そういった点を除くと、全体的なシーズンの流れは2022年から変わっていない。開幕戦後はアルゼンチン、アメリカと南北アメリカ大陸へ向かい、その後はヨーロッパラウンドが続く形だ。なお夏休み前最後のレースが、新規開催のカザフスタンGPとなっている。
サマーブレイク後、ヨーロッパラウンドを終えるとMotoGPはアジアパシフィックラウンドへ突入。日本GPはインドGPとの連戦で、9月29日~10月1日にかけて行なわれる予定だ。
なお最終戦は11月26日に、おなじみのバレンシアで行なわれる。
2023年は全21戦で争われるが、MotoGPクラスはスプリントレースが導入されるため、レース数は全42レースということになる。この新たな試みが成功するかどうかも、興味深いシーズンとなるだろう。
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