鈴鹿でF1が、また見れる。
　2019年の開催を最後に、新型コロナウイルスのパンデミックから2年連続で中止となっていた、F1日本GP。しかし2022年は、関係各所の努力の結果、無事に開催を迎えている。
　日本GPの舞台となるのは、おなじみの鈴鹿サーキット。多くのF1ドライバーからも”一番好きなコース”といった評価や、故アイルトン・セナが「神を見た」と語るなど、逸話にも事欠かない名コースだ。
　3年ぶりのF1開催に向け、日本国内では近年屈指の盛り上がりを見せつつある。そこには、小林可夢偉以来7年ぶりのF1ドライバーとなった日本人の、角田裕毅の存在も大きいだろう。
　角田も今年がF1参戦以来、初めて母国日本でF1マシンを走らせる。彼に向けて、日本のファンから大歓声が贈られるだろうことは、間違いない。
　また、2021年にはホンダがパワーユニットを供給するレッドブルのマックス・フェルスタッペンがチャンピオンに輝いた。ホンダは同年限りでF1活動を終了させたが、今年もHRC（ホンダ・レーシング）での協力という形でF1に関わり続けていることも、日本ファンの歓心を買っているはずだ。
　2022年シーズンのタイトル争いは、そのフェルスタッペンが盤石の体制で連覇に向けて爆走。最短では日本GPで”チャンピオン決定”の可能性があり、日本のファンがその瞬間を目のあたりにできるかもしれないと、興奮が高まっている。
　彼らに対抗するフェラーリのシャルル・ルクレールや、捲土重来を狙う”覇者”メルセデスのルイス・ハミルトン、4度F1王者セバスチャン・ベッテルの鈴鹿ラストランなど……注目点はフェルスタッペンや角田のみならず多岐にわたり、3年ぶりのF1ではチェックしきれないほどかもしれない。
　そんなF1日本GPだが、スポーツチャンネルDAZNでは全セッションがライブ配信される。金曜日のフリー走行1回目から、鈴鹿を走るF1マシンをチェックすることが可能だ。
　さらにDAZNは、日本GPをさらに盛り上げるべく、様々な関連コンテンツの配信も行なうという。特に角田＆ガスリー出演の特別番組など、多数のプログラムを予定していると公表した。
　開幕直前の10月5日（水）には、”Honda日本グランプリ直前スペシャル”と題し、「WEDNESDAY …読み続ける