迎えた惜別の時……角田裕毅、ガスリーの離脱悲しむ。新加入デ・フリーズは「似た身長だから、開発で有利になればいいな!」

 

 アルファタウリからアルピーヌへの移籍が決まったピエール・ガスリーについて、2年間チームでコンビを組んできた角田裕毅は、「少し悲しい」と語っている。
 ガスリーのアルピーヌ加入は長く噂されてきたが、鈴鹿サーキットを舞台に開催されているF1日本GPの予選日に、それが現実のモノになると発表がなされた。
 来季、ガスリーは同郷のエステバン・オコンとコンビを組み、フランス籍のアルピーヌで”オール・フランス”体制でシーズンに挑むこととなる。
 一方、2021年のF1デビューからここまで苦楽を共にしてきた角田としては、ガスリーのチーム離脱に寂しさも感じているようだ。そしてガスリーの後任としてアルファタウリ加入が決まったニック・デ・フリーズについては、ふたりの小柄な体型を活かせるかもとおどけてみせた。
「ガスリー選手とは本当に良い仲でした」
 そう角田は語る。
「僕が成長できたのも彼のおかげでもあるので、そこは少し悲しいです」
「ただ、デ・フリーズ選手は僕くらいの身長なので、マシン開発としてもコンパクトなクルマになるんじゃないかなと思います」
「それが他とは違う、良いアドバンテージになればいいと思います。そこはチームに任せますが」
「そもそも、デ・フリーズ選手とは良い仲なので、そこは楽しみです」
 ガスリーと角田の仲の良さはよく知られるモノ。ソーシャルメディアを通じて、その様子は度々映されてきた。離脱の発表を前に、ガスリーは角田との友情について、次のように吐露していた。
「まだ来年のことは分からない」
「でも、何があってもユウキとは良い関係だし、関係は変わらないと思う。とても嬉しいことだ」
「2年間良い時間を過ごせたし、一緒に過ごした時間を楽しんでいる。それは不変だよ」
 
 
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