躍進アルピーヌ、メルセデスを凌駕する日本GP予選5&7番手。アロンソ野望抱く「雨が降れば、僕らの戦闘力はもっと高まるはず」

 

 F1日本GPの予選で、アルピーヌが好パフォーマンスを発揮。2台揃ってQ3に進出しただけでなく、エステバン・オコンが5番手、フェルナンド・アロンソが7番手と、メルセデスをも凌駕してみせた。この結果についてオコンは「鈴鹿は僕らのマシンに合っている」と語り、さらにアロンソは「雨が降ればもっと戦闘力が高まる」と期待感を示した。
 アルピーヌ勢が鈴鹿で躍動している。フリー走行1回目ではアロンソがトップタイムを記録。その後のFPでも速さを見せ、予選でも2台揃ってQ3に進出。そのQ3では前述の通りオコンが5番手、アロンソが7番手。6番手と8番手に終わったメルセデス勢を抑え、実質的には今回の”3番手チーム”となった。
「今日、そして今週末これまでの展開に満足している。レッドブルとフェラーリのすぐ後ろである5番手は、僕らにとっては素晴らしい結果だ」
 オコンはチームのプレスリリースに語った。
「先週末の失望の後、このような形で立ち直り、僕らのポテンシャルを示すことができて非常に満足している。アップグレードはうまく機能しているし、僕らのマシンはこのサーキットに合っている。コースサイド、そしてファクトリー両方のスタッフが良い仕事をした結果だ」
「明日は2台のマシンでポイントを獲得できるポジションにいる。日本GPの週末を力強く終えられるよう、全力を注いでいくよ」
 チームメイトのアロンソは、決勝の天候が荒れれば、より良い結果を手にできるはずだと期待する。
「明日7番手からスタートすることができて嬉しい。ウエットコンディションではさらに競争力が高まると思うから、明日は少し複雑になることを願っている」
 そうアロンソは語る。
「混沌としたレースになれば、チャンピオンシップにいる目の前のドライバーたちよりも、失うモノははるかに少なくなる」
「週末を通じてマシンのフィーリングは素晴らしく、今週末は全てのチームがすごく接近していることに驚いている。明日のレースに向けてポジティブだ」
「もし雨が降れば、僕らは集中し続ける。チェッカーフラッグまでにトップ5に入れる可能性もあると思う」
 
 
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