マルティン、0.8秒差で勝てるチャンス逃し「ウンザリ」ブレーキング苦戦が大きな影響

 

 フィリップアイランド・サーキットで3年ぶりに開催されたMotoGPオーストラリアGP。レースをリードしつつも7位に終わったホルヘ・マルティン(プラマック)は、ブレーキングに苦しんだことが敗因だと語る。
 マルティンはオーストラリアGP予選で、長らく更新されてこなかったレコードタイムを塗り替えてポールポジションを獲得。レースに向けて優位なポジションを得た。
 実際、レースでマルティンはトップグループを先導し、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)や、アレックス・リンス(スズキ)を抑えながら13周目まで先頭をリードしていた。
 ただ、後方から追い上げてきたリンスに追い抜きを許してしまうと、そこからズルズルと後退。最終的にトップから0.884秒差ながら7位までポジションを落としてフィニッシュとなった。
 悔しい結果になったマルティンだが、この敗因について彼はブレーキングで苦戦していたことにあると話した。
「暫くの間は先頭を走れていたし、そんなに遅いわけでもなかった」と、マルティンは言う。
「レース前半はタイヤのマネジメントをしていたんだ。ただ少しプッシュし始めるとすぐに、リンスに追い抜かれてしまった。彼の追い上げは本当に強力だったんだ」
「僕はレースを通じて先頭集団で走っていたし、スピードはあったんだ」
「でもブレーキングポイントで少し失っている部分があった。コーナー進入では、ハードブレーキングにちょっと自信が足りなかったんだよ」
「それで、こういったタイプのレースではオーバーテイクができないと、追い抜かれてしまうんだ。それが勝利を0.8秒差で逃した理由だ。こんなに接近していれば、勝つことだってできるんだから、ウンザリだよ」
 
Read …読み続ける

F1&雑談
小説
開発
静岡

小説やプログラムの宣伝
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです