マルティン好調最速。ランキング首位のバニャイヤ、転倒でまさかのQ1スタートに|MotoGPマレーシアFP3

 

 セパン・インターナショナル・サーキットでMotoGP第19戦マレーシアGPが開幕。2日目のフリー走行3回目が行なわれ、プラマックのホルヘ・マルティンが最速タイムを記録した。
 マレーシアGPは2日目以降雨の予報が出ていたが、FP3は天候が保たれ、ドライコンディションで開始された。初日総合タイムで予選Q2直接進出となるトップ10に入れていなかったライダーにとっては仕切り直すチャンスだ。
 気温は29℃、路面温度39℃と、前日に引き続きコンディションは東南アジアらしい暑さとなった。
 FP3は序盤から各ライダーが飛ばして行く展開で始まった。初日にトップ10を逃していたフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)が、わずか3周の走行で、総合トップタイムを更新する1分59秒167を記録してきた。
 チームメイトのジャック・ミラーや、ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)などもその流れで自己ベストを更新。セッション序盤からタイムシートの並びが入り乱れた。
 なお序盤10分ほどで、テック3のラウル・フェルナンデスとレミー・ガードナー、ポル・エスパルガロ(レプソル・ホンダ)など転倒も相次いだ。セッション開始早々からペースが上がっていたことの証左とも言えそうだ。
 FP3中盤には初日にトラブルで走行時間を失い、タイムを縮められないでいたアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)も13番手に食い込むタイムを記録するなど、ひとまずトップ10に迫ってきた。
 残り15分、エネア・バスティアニーニ(グレシーニ)を筆頭に、各ライダーがアタックを開始。一度目のアタックでバニャイヤの暫定トップタイムが更新されることはなかったが、ラストアタックに向けてさらないタイム更新の気配が高まった。
 なおこの頃になると、上空は少しずつ暗い雲に覆われはじめ、午後の予選では予報通り雨となる可能性をうかがわせた。
 コース上では、それまでトップ10からはじき出されていたアレイシ・エスパルガロが、一気に自己ベストを更新。最速タイムを更新したホルヘ・マルティンに次ぐ2番手に浮上してきた。
 そして残り4分、一部マーシャルポストで雨を知らせるレッドクロス旗が振られる状況になってしまった。
 各ライダーが急ぎアタックへ入るが、残り1分版でバニャイヤがターン8でクラッシュ。タイトル争いを考えるとトップ10に残りたいところだが、周囲のタイムアップ次第では危ない状況だ。
 なんとか雨が悪化する事態は避けられ、コース上はラストアタックのタイミングを迎えた。何人ものライダーが最速ペースを示したが、最終的にFP3トップタイムとなったのは、1分58秒583を記録していたマルティンだった。
 2番手はマルコ・ベッツェッキ(VR46)、3番手はマーベリック・ビニャーレス(アプリリア)だ。
 予選Q2へ直接進出となるトップ10は、FP3のタイム順と同じ。マルティン、ベッツェッキ、ビニャーレス、ルカ・マリーニ(VR46)、ジョアン・ミル(スズキ)、バスティアニーニ、クアルタラロ、アレックス・リンス(スズキ)、アレイシ・エスパルガロ、モルビデリら10人がQ2進出を決めた。アレイシ・エスパルガロは苦戦が続いていたが、最後はマルティンの後ろで引っ張ってもらうことで、大きくタイムを更新することができた。
 タイトル争いでランキング首位に立つバニャイヤは、終盤の転倒で自己ベストを更新できなかった結果、他のライダーのタイム更新に飲み込まれてしまい総合11番手タイムでセッションを終了。予選はまさかのQ1スタートとなってしまった。
 
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