ハミルトン予選8番手「グリップ不足で最初のラップをうまくまとめられなかった」赤旗でタイム更新の機会失う/F1第21戦
2022年F1ブラジルGPの金曜予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンは8番手という結果だった。
チームによると、ハミルトンは、ローダウンフォース寄りのセッティングで走っていたという。Q3最初のフライングラップではグリップを得られずに苦労し、暫定8番手。2ラップ目に自己ベストを更新しつつあったなかで、チームメイトのジョージ・ラッセルがコースオフしたことで赤旗が出たため、ハミルトンはそのラップを走り切れず。その後、雨が激しくなってきたため、8番手で予選を終えることになった。
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
FP1 5番手(1分12秒040:ソフトタイヤ/25周)
予選 8番手(Q1=2番手1分13秒403:ソフトタイヤ/Q2=9番手1分11秒539:ソフトタイヤ/Q3=8番手1分12秒611:ソフトタイヤ)
全体的に難しいセッションだった。天候を予測するのは簡単ではなかったし、かなり暗くなってきたので、雨粒を確認するのが難しかった。
(Q3で)僕たちはコースインする順番が最後のグループだったので、前のマシンと比較すると僕が走っている時は路面がより濡れた状態になっていた。さらに、ピットレーンに並んでいる間にタイヤの温度を失ったと思う。そういうわけで、グリップが足りず、1回だけのアタックラップでうまくまとめることができなかった。
終盤にインターミディエイトで1周だけ走ったが、あれはタイヤのスクラブのためだった。ドライの時よりどんどんタイムが出にくい路面状況になっていったよ。8番手は理想的ではない。でも(3番手の)ジョージは素晴らしい仕事をしたね。そして、ポールを獲得したケビン(・マグヌッセン)を心から祝福したい。
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