新MotoGP王者バニャイヤ、チャンピオンナンバー『1』使うかはまだ不明。プレッシャーも懸念?

 

 MotoGP2022年シーズンに、ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤはファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)を破って初のチャンピオンとなった。
 ライダーズチャンピオンとなったバニャイヤには、2023年シーズンにゼッケンナンバー『1』を使用する権利が生まれたが、まだ使用するかどうかは決まっていないという。
 近年はチャンピオンナンバーを使用するライダーが減っている。最後にチャンピオンナンバーが使用されたのは2012年。ホンダ時代のケーシー・ストーナーが王者となったときだ。なおストーナーは2007年にドゥカティで初チャンピオンとなると、翌年に1番を使用している。
 以降のチャンピオンである、ホルヘ・ロレンソ、マルク・マルケス、ジョアン・ミル、クアルタラロはトレードマークの番号を変えることなく使用し続けてきた。
 バニャイヤはMotoGPクラスでは『63』をパーソナルナンバーとして使用しているが、Moto2では42番、Moto3では21番を使用していた。なお63番はこのMoto2/Moto3クラスのナンバーの合計が由来となっている。
 来年に向けてバニャイヤは『1』を使うかどうかは考える必要のあることだと認めているが、プレッシャーが掛かることも懸念しているのだという。
「こうした問題を抱えられて嬉しいよ。でもしっかり考える必要があると思う。誰しもが1番を使えるわけではないからね」
 最終戦バレンシアGP後に行なわれたテスト中、彼はそう語った。
「でも1番を使うと、多くのプレッシャーが掛かる可能性もある。でも僕も1番のゼッケンをつけたライダー達に魅了されてきた」
「だから、どうしようか。難しい選択だ。でもあの(バレンシア決勝の)日曜日に感じられたプレッシャーを、また感じるようなことは無いといいね。あのプレッシャーは余計に危なくなる可能性があるんだ」

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