F1分析|メルセデス、細かい工夫が成果に。モジュラー式のリヤウイングでドライバー好みのマシンを実現

 

 メルセデスは、F1サンパウロGPでワンツーフィニッシュを果たした。シーズン序盤の苦戦ぶりを考えると、チームが追求してきた成果だと言えるだろう。
 時には開発やセットアップで袋小路に陥ることもあったが、答えを得るためにひたむきに努力を続けてきたのだ。シーズン終盤にそれが結実し、レッドブルやフェラーリに匹敵するようなパフォーマンスを発揮できるまでになった。
 この経験は今後の数シーズンに向けても役に立つはずだ。複雑な新世代のグラウンドエフェクトカーの、ライバルたちは知らないかもしれない問題について、チームはある程度の知識と理解を得ているからだ。
 今季のテーマとして、メルセデスはドライバーたちが自分好みのバランスを探り、様々な空力セッティングを行なっている。サンパウロGPのフリー走行でも、それは続いている。
 ルイス・ハミルトンのマシンは、FP1ではローダウンフォース仕様のリヤウイング(下画像左)を使用していた。これはウイングのフラップ上縁がカットされているモノだ。

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