レッドブル&HRC密着:チームプレーで最前列を確保「前戦から学び、あるべきところに戻ってきた」とフェルスタッペン
2022年の最終戦アブダビGPで、マックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得し、チームメイトのセルジオ・ペレスが2番手を獲得した。レッドブルの2台がフロントロウを独占するのは、2018年の第19戦メキシコGP以来4年ぶりのこと。ホンダがレッドブルにパワーユニットを供給するようになってから初めての快挙だった。
この快挙を可能にしたのは、キャリア20回目のポールポジションを獲得したフェルスタッペンのチームプレーだった。
「マックスは、第2セクターでチェコ(ペレス)にスリップストリームを使わせ、チェコの予選2番手獲得に大きく貢献した。最も成功したシーズンを最高の形で締めくくる準備は整った。日曜日のレースではこの予選ポジションを最高の結果につなげて、チェコのランキング2位を確保することに集中したい」(クリスチャン・ホーナー代表)
ポールポジションを獲得したフェルスタッペンもこう言ってチームのフロントロウ独占を喜んだ。
「チェコがうまく僕のトウ(スリップストリーム)を使ってフロントロウを確保してくれた。チェコがシャルル(・ルクレール)の前にいることが一番重要なので、そのためにできることは何でもする。日曜日のレースでほかのチームがどんなロングランを披露するのかはわからないけど、僕らのマシンは速いと信じている。ブラジルでいくつかミスを犯したけど、そこから学んで、あるべきポジションに戻ってきた」
第17戦シンガポールGP以来、今シーズン3回目の予選2番手を獲得したペレスも、フェルスタッペンのサポートに感謝した。
「Q3は特に1本目が理想的ではなかった。そのせいで少し後手に回ってしまったけど、マックスとのチームワークがよかった。シャルルとのドライバーズ選手権2位争いを制するには、スタートダッシュが重要になる。その後も長く厳しい戦いになると思うが、ドライバーズ選手権で2位を獲得し、チームの歴史に新たな1ページを刻みたい」
レッドブルがドライバーズ選手権で1-2フィニッシュすれば、チーム史上最高の結果となる。ドライバーズチャンピオンとコンストラクターズチャンピオンの2冠を独占したレッドブルとHRCだが、最終戦でも最後までアクセル全開で戦う。
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