苦しんだ2022年は「期待から程遠かった」……ガスリー、アルファタウリでのラストシーズンに辛口評価
F1の2022年シーズンを振り返ったピエール・ガスリーは、アルファタウリとしては期待からかなり遠い1年間だったと語っている。
2022年、ガスリーの獲得ポイントは23ポイントにとどまり、相方の角田裕毅と合わせたチームの獲得ポイントも、35点。2021年シーズンは142ポイントも稼ぎ出してランキング6位に入ったアルファタウリだったが、2022年はランキング9位に後退してしまった。
アルファタウリは2022年から導入された新レギュレーションへの適応に苦しんでしまったが、ガスリーとしても2022年の結果は期待から遠いモノだったと感じられているようだ。
ガスリーは厳しいシーズンを過ごす中、進歩がどの程度だったかを数値化するのは「本当に難しい」と言及。AT03のマシンポテンシャルを最大限引き出すことも「簡単ではなかった」と語っている。
「僕のほうで感じられることとしては、2021年と同じようなポテンシャルを持っていないマシンから最大限のモノを引き出そうとしてきた、ということがある」
2022年シーズン終了時のインタビューに、ガスリーはそう答えた。
「ミスを最小限にしようと皆の集中を維持しようとするところもあったけど、エンジニアリングルームでモチベーションを保っていくのも簡単じゃなかった」
「結局、同じスポーツを同じシーズンにやったとしても、その動きは全然違ってくるんだ。特に2021年は皆にとって素晴らしいものだったし、僕らにとっても最も成功した年だったからね」
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