アストンマーチン、レギュレーションの”抜け穴”を発見? 2023年F1マシンで「革新的アイデア」の採用と示唆
アストンマーチンは、新テクニカルレギュレーション2年目となる2023年シーズンに向けて、2月13日にイギリス・シルバーストンのファクトリーにて2023年用マシン『AMR23』を発表する。ドライバーラインナップには、セバスチャン・ベッテルの後任としてフェルナンド・アロンソが加入することで、チームへの関心は高まっている。
アストンマーチンで副テクニカルディレクターを務めるエリック・ブランディンは、ARM23に関するデザインの詳細を明かさなかったものの、レギュレーションの抜け穴から編み出した「革新的なアイデア」の採用を示唆している。
「新しいマシンには、いくつかの革新的アイデアが採用されている。マシンに色を添えるようなモノだ」
ブランディンはチームのウェブサイトに掲載されたインタビューでそう語った。
「それらは必要不可欠なモノではなく、あれば嬉しいというモノだ」
「小さな抜け道を見つけて、それを活用することは素晴らしいことだ。ただ、それをベースにマシン全体を構成することはあまりない。むしろ、基礎をしっかりと整えてから、色々なモノを追加していくことが重要なのだ」
「新しいマシンのプロジェクトを始める時は、前年度に見つけた限界点を確認し、新たなデザインでそれをどう克服していくか……将来的に最も可能性を秘めたプラットフォームを定義するのだ」
「間違ったコンセプトを追求してしまうと、自分たち自身に蓋をすることになり、開発のための選択肢を失ってしまう」
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