テストで速さを見せたアストンマーティンF1。慎重な姿勢を崩さずも、レースシミュレーションは好調だったと明かす
アストンマーティンF1のアンバサダーを務める元F1ドライバーのペドロ・デ・ラ・ロサは、F1の序列におけるアストンマーティンの位置について話すのは難しいが、2023年型マシン『AMR23』はレースシミュレーション中に「本当に速かった」と語った。
アストンマーティンはプレシーズンテストでライバルチームから注目を集めていた。マシンはデザインの点で2022年モデルと大きく異なるだけでなく、フェルナンド・アロンソがステアリングを握ると、速くて安定していたのだ。一部の専門家は、アストンマーティンがグリッド上で3番目に速いチームとして、今週末のバーレーンでの開幕戦に臨むだろうとまで語った。
「3番目に速いと言うのは大きな話だね。私にはわからない」とデ・ラ・ロサは『F1 Nation』のポッドキャストで語った。
「予選が始まるまで、何かを言うのは難しい」
「1周のラップタイムで判断するのは難しいものだ。だが各チームのパフォーマンスを評価するために、注目すべき全員によるレースシミュレーションを見てみると、我々はとても速かった」
「最後のロングランで、フェルナンドが最終日に行ったレースシミュレーションは、基本的にレースが開催される夜間に行われたが、彼は印象的だった。デグラデーションは最小限で、彼は最速ではなかったが、おそらくデグラデーションを減らすことができたドライバーのひとりだった」
「いいじゃないか。我々は高みを目指さなければならない。すべてのチームに負けるようなカードを使い続けることはできない」
「我々は野心的だし、ファクトリーで全員が行ってきた仕事が関連性を持ち、重要なのだと感じたいと思う。そうしない手はない。3番目のチームか、4番目のチームか、見てみようではないか」
デ・ラ・ロサは、アストンマーティンが先週のテストで当然ながら2023年型マシンについて多くを学んだ一方で、ライバルチームについては事実上何も把握していないと強調した。
「自信があるときは、ある意味で軽視する必要がある。いずれにせよ、非常に興味深いテストだった」
「チームとして我々は多くを学んだが、どのチームも新レギュレーションやフロアの高さの微調整について多くのことを学んだのは確かだ」
「そのうちわかるだろう。ウィンターテストはいつも同じ感じだ。3日間現地に行って、ロングランとショートランを行い、5種類のコンパウンドで走る」
「何がわかるだろう? ライバルたちについては何も知らないし、昨シーズンに関して自分たちがどの位置にいたかということしか話すことはできない」
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