危機感漂うマクラーレン、初期アップデートでは問題の根本的解決に至らず?「開幕の時点であるべきパーツ」とノリス

 

 2023年シーズン開幕を前に危機感が漂うマクラーレン。ドライバーのランド・ノリスは、シーズン序盤に予定されているアップデートでは、2022年シーズンに逃したコンストラクターズランキング4位の座には届かないと警戒感を強めている。
 マクラーレンは厳しいプレシーズンテストを過ごし、空気抵抗の多いマシンであり、開発目標を下回っていると明かした。チームは既に4月末の第4戦アゼルバイジャンGPにアップグレード版のパッケージを投入すると発表している。
 バーレーンGP初日のフリー走行1回目ではノリスが4番手タイムを計測したものの、続くフリー走行2回目では9番手と一発の速さではトップ10圏内につけているものの、開幕3戦は非常に厳しい戦いになることが予想されている。
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 ノリスはアゼルバイジャンGPでのアップデートが改善に向けた第一歩になることを望むものの、それで全てが解決する訳ではないと考えている。
「空力効率でもう一歩を踏み出す必要があるし、もっとダウンフォースが必要だというのは僕らも認識している。直線でもスピードを上げる必要があるね」とノリスは言う。
「明らかに、そこで僕らは解決策を試して見つける必要があるし、徐々にそれを見つけることができると信じている。でも、もっと多くのことが必要なんだ」
「小さいことだけじゃない。もっと大きなことが必要で、それを投入するにはまだまだ時間がかかる。でも、それがちょっとした道しるべになれば良いなと思っている」

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