フェルスタッペン、“大きなショック”から立ち直りポール獲得「これほどセットアップで苦労したのは珍しい」/F1第1戦
2023年F1バーレーンGPの土曜予選で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはポールポジションを獲得した。Q3を2セットの新品ソフトタイヤで戦ったフェルスタッペンは、最初のランでトップに立ち、2回目のランでさらにそのタイムを更新し、ポールポジションをつかんだ。
チーム代表クリスチャン・ホーナーは、一日を振り返って、次のように語っている。
「予選は非常に接戦だったが、シーズンのスタートを素晴らしい形で切ることができた。ドライバーはふたりとも、Q3にソフトタイヤ2セットを残しておくことに成功した」
「フロントロウを確保したため、明日のレースを最善の形でスタートできる。だが、ポイントを得られるのはあくまで日曜日だ。昨年の経験から、完走することが重要であることは承知している。しかし、繰り返しになるが、ドライバーたちとチームにとって、最高のシーズンスタートとなった。この素晴らしいグリッドポジションを明日ポイントにつなげるために、やるべきことがたくさん残っている」
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP3 2番手(1分32秒345:ソフトタイヤ/13周)
予選 1番手(Q1=7番手1分31秒295:ソフトタイヤ/Q2=2番手1分30秒503:ソフトタイヤ/Q3=1番手1分29秒708:ソフトタイヤ)
ポールを獲得することができてとてもうれしい。ここまで決して楽な週末ではなかった。正しいバランスを見つけるのに苦労し、僕自身は自分のリズムを見つけるために努力してきた。
テストの間にはとても良い感覚を持っていたのだが、FP1でマシンに乗った時にかなりのショックを受けた。テストの時とは大きく違っていて、それがなぜなのか理解できなかったんだ。
でも全体的にとても良い予選になった。パフォーマンスをうまく取り戻すことができたからね。明日、1-2のグリッドからスタートできることは、チーム全体にとって素晴らしいことだ。チェコ(ペレス)がすぐそばにいるから、決勝に向けて期待できるよ。
レース中にいろいろなことが起こる可能性があることは分かっている。僕たちチームがコース上で何ができるかを確認するのが楽しみだ。
(予選後の会見で語り)今日のポールは特にうれしい。予選までにとても苦労してきたからね。(マシンのセッティングに)これほど大きな変更を施すのは珍しいことだ。幸い、予選で週末のなかで一番いいバランスになった。
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