「Q3行けるとは思ってなかった」ルイス・ハミルトン、予選7番手はポジティブな結果。メルセデスは上位争える?

 

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1開幕戦バーレーンGPの予選で7番手を確保。彼はセッション後、初日の苦戦からして、予選Q3まで進出できるとは思っていなかったと語った。
 今週末、バーレーンGPの走行が始まるとメルセデスは苦戦しているように見えた。初日FP2のアタックでは、ハミルトンは首位から0.6秒以上離された8番手。チームメイトのジョージ・ラッセルも13番手という結果だったのだ。
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 ただ2日目になるとメルセデスはある程度マシンバランスを改善できたようで、ラッセルとハミルトンは共にQ3まで進出。それぞれ6番手と7番手を確保することができた。
 予選終了後、ハミルトンは苦しんだプレシーズンテスト、そしてバーレーンGP初日の後だったため、Q3に進出するのは難しいと思っていたと振り返った。
「もっと悪くなるかもしれないと思っていたから、かなりポジティブだよ」と、ハミルトンは言う。
「この一晩でいくつか素晴らしい仕事ができたし、マシンもかなり良くなって予選では大丈夫だった」
「僕らはQ3へ進むのにも苦労するだろうと思っていたんだけど、やり遂げられた。戦いに加わっていけたんだ」
 ハミルトンは一夜にして改善された部分について聞かれると「バランスをとっただけだ」と答えている。依然としてW14はまだリヤエンドの安定性を欠いているというが、レースウイークを通じて改善が続いていることも確かなようだ。
「間違いなく良くなっている。でも全体的にダウンフォースが足りていない」
「特にリヤだ。それがフェラーリやレッドブルのように素早くパワーを伝えられていない理由だし、タイヤのデグラデーションに苦しんでいる理由でもある」
「よくある話だ。昨シーズンは優れたリヤエンドがあったんだけどね。ここは取り組んでいける部分だ」

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