元F1王者ジョーンズ、同胞リカルドのF1復帰は考えられないと主張「調子が落ちた理由をわかっているとは思えない」
F1世界チャンピオンとなった直近のオーストラリア人ドライバーはアラン・ジョーンズだが、彼は同じオーストラリア人のダニエル・リカルドが今後F1の戦いに復帰するところを「想像できない」と述べている。
リカルドとマクラーレンは2023年末までの契約を締結していたが、契約期間を1年短縮することに双方が合意したため、リカルドは2022年シーズン末にマクラーレンを離れた。彼のチームにおける成績が期待外れものだったためだ。リカルドはその後、レッドブルでサードドライバーに就任したが、チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、8度の優勝経験のあるリカルドを今シーズンにマシンに乗せる予定はないと明言した。
今週メルボルンで開催されるオーストラリアGPに先立つインタビューで、リカルドの苦境を振り返ったジョーンズは、リカルドがグリッドから脱落したのは彼自身に責任があると考えている。
「彼が、(なぜ調子を落としたのか)自分でわかっているとは思わない。彼は興味をなくしたのだと思う」とジョーンズは語った。
「私の意見だが、彼はコクピットにいるよりもそれ以外の活動に集中し、少し時間を使いすぎたのだと思う。それが私の意見だ」
ジョーンズは、不測の事態が起きない限り、リカルドが2024年にF1でレースをすることはないと考えている。
「現在のふたりのドライバーに何かが起きない限り、レッドブルで彼がドライブすることはないと思う」
「彼がグランプリに出ているところが想像できない。私は(リカルドが2024年にグリッドに戻ることを)疑っている。結局のところ、レッドブルが(セルジオ・)ペレスと再契約しない理由はないだろうし、(マックス・)フェルスタッペンについては明らかだ」
「フェラーリで誰かが辞めたり去ったりするとも思えないので、彼がどこへ行けるのか検討もつかない」
「もちろん誰でも好調子でレースに出たいものだ。理由は何にせよ、パフォーマンスが落ちた理由を彼が自分でわかっていると思えないのは残念なことだ」
「先程も言ったように、彼がF1に復帰するとは考えられない」
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