リカルド、レッドブルF1でニュルブルクリンクを走る。北コースのF1デモランは“皇帝”以来10年ぶり
NLSニュルブルクリンク耐久シリーズを運営するVLNは、9月8~10日に開催されるNLS第6戦&7戦の中日となる9日(土)に『レッドブル・フォーミュラ・ニュルブルクリンク』を称するイベントが実施されることを発表した。この中でダニエル・リカルドがドライブするレッドブルF1マシンが、ノルドシュライフェ(ニュルブルクリンク北コース)をデモランすることが明らかにされた。
NLSのシーズンハイライトレースである12時間レースで、F1マシンのデモンストレーション走行が決定した。この耐久レースは“12時間”のレース時間を2日間に分け、6時間レースを各1戦行うフォーマットで実施されるもの。
今回はリカルドがステアリングを握って実現するニュルブルクリンクでのF1デモランだが、過去にはニュルブルクリンク24時間レースのフォーメーションラップ開始前に設けられたイベントタイムにも行われている。1度目は2007年でニック・ハイドフェルドがドライブを担当。2度目はその6年後の2013年。このときは“皇帝”ミハエル・シューマッハーがノルドシュライフェを疾走し、“グリーンヘル”に訪れたファンを大いに魅了した。
かつてはグランプリコースであったノルドシュライフェに、ふたたびF1マシンが戻ってくるのは実に10年ぶり。NLSの12時間レースを楽しみにしているファンにとっては、F1マシンのショーランはさらに楽しみになることは間違いないだろう。
また、9月第2週の土曜日に予定されている同イベントでは、リカルドが乗り込むF1マシンに加え、レッドブルカラーで活躍するドリフトマシンやNASCARのデモランなども予定されている。
ドイツでは過去、このアイフェル地方のトラックとホッケンハイムで『ドイツGP』と『ヨーロッパGP』が開催されていたが、2019年を最後にドイツではF1が開催されていないとあり、実走するF1マシンを身近に体験できる貴重な一日となりそうだ。
普段のNLSでは目にすることのできないレーシングカーがニュルブルクリンクに集う『レッドブル・フォーミュラ・ニュルブルクリンク』と、NLSの第6戦&第7戦のレースウィークを丸ごと楽しめる、コンビネーションチケットの価格は大人ひとり59ユーロ(約8600円)。9月9日(土)のみ有効のワンデーチケットは39ユーロ(約5700円)となっている。14歳以下の子供はいずれも29ユーロ(約4200円)だ。
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