表彰台獲得もありえたかも? デニス、ブレーキトラブルによるクラッシュで4戦連続無得点「原因を調べなくては……」

 

 アンドレッティ・オートスポートのジェイク・デニスは、フォーミュラEベルリンePrixのレース1でアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(ポルシェ)を巻き込んでクラッシュを喫したが、その原因はブレーキの問題にあったと語っている。
 デニスは今季、開幕戦で優勝すると第2戦、第3戦で2位表彰台を獲得。素晴らしい形でシーズンをスタートを切ったものの、第4戦以降は無得点で第7戦ベルリンePrixレース1を迎えた。
 ドイツ・ベルリンのテンペルホーフ空港跡地の仮設サーキットで行なわれるダブルヘッダー初戦で、デニスは予選5番手と健闘。決勝は、エネルギーマネジメントの要求が厳しいことで”あえて”首位を譲り渡すチェスマッチの様相を呈したが、レース後半での上位入賞の機会を覗う6番手を走行していた。
 しかし、ターン6の左ヘアピンでマキシミリアン・ギュンター(マセラティMSG)を抜こうとしたところ、デニスはマシンコントロールを失い、前を走るダ・コスタに接触してしまった。
 ダ・コスタがリタイアを強いられた一方で、デニスはピットでシステム再起動を行なった後にコースへ復帰。ただ接触によるタイムペナルティもあり、18位フィニッシュとなった。
「スピンした時は、リヤブレーキが作動してしまった。何が止まれない問題を引き起こしているのかを確実に調べる必要がある」とデニスは振り返る。
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