クアルタラロ「ヤマハは毎年強みを失っている……」得意スペインGP苦戦で不満隠せず

 

 MotoGP第4戦スペインGPの初日、ヤマハのファビオ・クアルタラロは総合15番手タイムと苦戦。これまで得意としてきたコースであるだけに、現状への不満が爆発している。
 クアルタラロはMotoGPルーキーだった2019年のスペインGPで初のポールポジションを獲得し、2020年は優勝を達成。2021年は腕上がりに苦しめられて沈んだが、2022年も2位を獲得するなど、相性の良いコースだと言える。
 しかし2023年のスペインGPで、クアルタラロは苦しいスタートを切った。初日の総合タイムでは15番手で予選はQ1スタートという状況だ。
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 クアルタラロはスペインGP初日を振り返り、マシンがアグレッシブすぎるため、コーナーのたびに転倒せず戻ってこれるか分からないと考えていたと語っている。
「何が悪いのかを話すのが難しいんだけど、今日のバイクはコーナーに入るたびに、フィニッシュできるのか分からないと思わされるモノだった」
 クアルタラロはそう語った。
「最後のラップでは改善できたけど、毎回もう限界を感じていたんだ。最後のラップだって、『なるようになれ!』という感じだったし、少しワイドになってしまった」
「問題はなぜバイクが遅いのか分からないことだ。アグレッシブすぎて、コーナリングが上手くいっていない。厳しいよ」
「正直に言うと、僕らはここ(ヘレス)でこれまで保持していた僕らの強みを毎年失っていると思う。4年前のバイクはコーナリングもコーナースピードも良かったし、もっと安定していた」
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