ベッテルが今年のグッドウッド・フェスティバルに参加へ。所有するFW14BやマクラーレンMP4/8などを展示、デモランも
セバスチャン・ベッテルは7月にふたたびステアリングを握り、歴史的な『グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード』の30周年を記念して丘を駆け上がる予定だ。
昨シーズン末にF1を引退したベッテルは、彼の個人コレクションから何台かを展示する。そのなかにはナイジェル・マンセルがタイトルを獲得したウイリアムズFW14Bや、アイルトン・セナの1993年型マクラーレンMP4/8が含まれている。
4度のF1世界チャンピオンであるベッテルは、土曜日と日曜日の両日とも走行を行うが、それに加えてモータースポーツ産業における代替燃料の啓蒙活動や、彼の取り組みである『Race without Trace』で実施している活動について来場者に話をする予定だ。
昨年シルバーストンで開催されたイギリスGPでFW14Bのデモランを行った時と同様に、グッドウッドでもベッテルが乗るマシンはすべて、合成燃料が使えるように改造される。
2012年に初めて同イベントに参加したベッテルは、「何年も経ってからグッドウッドに戻ることができるのはうれしい」と語った。
「僕が所有している、思い出にあふれたマシンのステアリングを握るのが待ちきれない。マシンは週末の間、持続可能な燃料で走るんだ」
「僕は情熱的なレーサーだから、僕にとって象徴的なレーシングカーのドライビングを今もこれからも楽しみ続けることは重要なことだ。ただし責任ある方法で行う」
主催者であるリッチモンド公爵は次のように語った。
「セバスチャンが2012年にフェスティバル・オブ・スピードを初めて訪れたときの素晴らしい思い出がある。彼をまたグッドウッドに迎えることにとても興奮している」
「我々のファンは彼の素晴らしいキャリアを祝う機会を得て、丘を走る彼を見て喜ぶことだろう」
「代替燃料の調達に対する彼の姿勢は、このイベントと地所全体にわたる我々の計画と完全に一致している。確実にこの重要なテーマに光を当てて、次世代のためにモータースポーツを守るのだ」
今年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードは7月13日から16日に開催される。30周年を迎える今回のイベントのメインテーマは『Goodwood 75’』となっており、4分の3世紀にわたるモータースポーツの歴史を振り返るものだ。
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