デ・フリース、接触がたたり18位「自分のミスで後方に落ちた」代表は「序盤の事故でレースを失う結果に」/F1第5戦
2023年F1マイアミGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリのニック・デ・フリースは18位でフィニッシュした。
15番グリッドから1周目に最後尾20番手に落ち、後方から大きく順位を上げることができないままレースを終えた。
ビークルパフォーマンス責任者のギヨーム・デゾトーは、デ・フリースのレースについて、次のように語った。
「ニックのレースは簡単にはいかなかった。スタートでフロントを大きくロックさせた後、タイヤにひどいバイブレーションを感じるようになり、それがペースに影響した」
「ハードタイヤに交換した後、バランスとパフォーマンスは改善、長いバトルの末に(オスカー・)ピアストリ(マクラーレン)をコース上でオーバーテイクすることができた」
フランツ・トスト代表は「ニックはいいスタートを切ったものの、ターン1でブレーキングを少し遅らせすぎて、(ランド・)ノリスに衝突した。それによってニックのタイヤにフラットスポットができ、バイブレーションが発生するようになった」と説明した。
「ミディアムからハードタイヤに交換した後はまずまずだったが、彼は序盤の接触で自分のレースを失ったのだ」
■ニック・デ・フリース(スクーデリア・アルファタウリ)
決勝=18位(57周/57周)
15番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
1周を終えた段階で、不利な状況に陥っていた。ミスをして、ロックアップし、ノリスと僕は接触した。それがファーストスティントにおいて少しマイナスに働いた。右フロントタイヤにひどいバイブレーションが生じ、ペースに影響したんだ。
後方に落ちて、DRSを使えない状態で走り続けると、ストレートで大幅にタイムを失い、前に追いつくのが難しくなる。僕は後方で単独で走った。一瞬一瞬が重要な状況で集団の中で激しく戦っている場合とは異なり、単独走行ではさほど困難なことは起きない。
この週末は少し浮き沈みがあった。出だしは苦労し、土曜日は良い一日になったが、今日は1周目に大幅にポジションを落とし、残念なレースになった。イモラにはアップデートが持ち込まれるので、改善が見られることを期待しながら、改めて挑戦する。
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