アルファロメオF1、前戦マイアミで予選ラップの改善を実感。モナコではイモラで予定していたアップグレードを投入へ
バルテリ・ボッタスは、F1第5戦マイアミGPでアルファロメオが記録したシングルラップの伸びが、今週末の第7戦モナコGPで優れたパフォーマンスを達成するにあたって“重要”であることが証明されるかもしれないと述べている。
前回マイアミでボッタスは13位でフィニッシュしたにすぎなかったが、予選ではトップ10入りし、レースの第1スティントではフィールドの前半を問題なく走行していた。ボッタスは、レース序盤の勢いあるパフォーマンスは、モナコのタイトで曲がりくねったコースでも十分に発揮できるだろうと考えている。そしていつものように、今週末の華やかなイベントはボッタスにとってある意味ではホームレースとなるだろう。
「モナコはとにかく特別で、説明の必要がないレースだ。ホームでのレースにもなるので、自分のベッドで眠ることができるのを楽しみにしているよ!」とボッタスは語った。
「ここで好結果を出そうと高い意欲を持っている。全力を尽くして限界まで自分のパフォーマンスをプッシュしなければならない」
「マイアミで僕たちが見せたシングルラップのペースは、これまでのレースと比べると改善されていた。このことは予選パフォーマンスが肝心なコースにおいては、とても重要になり得る」
「まだやるべき作業がいくつかある。マイアミ以降チームは時間をかけてマシン開発の取り組みを続けた。僕たちは前へとプッシュを続け、一段とパフォーマンスを向上させてさらにポイントを重ねることを目指している」
チームメイトである周冠宇は、先週末に中止になった第6戦エミリア・ロマーニャGPでマシンに投入予定だったアップグレードがモナコに持ち越されることを明らかにした。
「マイアミではある程度の進歩があった。まだ改善すべき点もあるし、この勢いを維持しなければならない」と周は語った。
「イモラでC43にアップグレードを持ち込む予定だったが、今週末のモナコでそうすることになる。うまくいけばポジティブな変化を起こして、ポイント圏内へ戻る助けになるだろう」
今シーズン、周はチームメイトに対するパフォーマンス差を大幅に縮め、純粋なペースではふたりのドライバーたちはほぼ同格になっている。マイアミでボッタスは、両者の差が小さいのは自身のパフォーマンスが低下したのではなく、周の進歩が反映されているからだと語った。
「自分が後戻りしているとは感じていない」と10回のグランプリ優勝経験を持つボッタスは語った。
「彼は向上したと思う。もちろん昨年は彼のルーキーシーズンだったし、昨年にマシンが優れていた状況のなかで最初のレースをしていた」
「僕ははるかに多くのポイントを獲得していたから、彼が明らかに素晴らしい一歩を遂げたことを確信している。間違いなく僕たちはさらに互角になっているんだ」
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