フェルスタッペン、28秒差の圧勝「雨のレースでこれほど良い勝ち方ができて嬉しい。何度か壁に触れたけどね!」F1第7戦
2023年F1モナコGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはポールポジションから全ラップをリードして、今季4勝目を挙げた。
ミディアムスタートのフェルスタッペンは、2位フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)を着実に引き離し、約13秒のギャップを築いたところで、雨によりタイヤ交換が必要になった。アロンソはいったんミディアムを履いた後、すぐにインターミディエイトに交換。フェルスタッペンがインターミディエイトに交換した後、アロンソとのギャップは拡大し、最終的には27.921秒のリードを築いて、圧勝した。
第7戦終了時点でフェルスタッペンは144ポイントを獲得、ドライバーズランキング2位であるセルジオ・ペレスに39ポイントの差を付けている。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=1位(78周/78周)
1番グリッド/タイヤ:ミディアム→インターミディエイト
またモナコで勝つことができて、本当にうれしい。かなり難しいレースだった。僕たちはミディアムタイヤでスタートし、フェルナンドはハードタイヤを選んだ。僕たちとしては、ファーストスティントをあまり長く取りたくはなかったのだが、走り続けるしかなかった。
雨によって状況がとても複雑になった。インターミディエイトを履くという判断を下したが、最初の数周は信じられないほど滑りやすかった。何度かウォールに触れてしまったぐらいだ。でもそれがモナコだよね!
大きなリードを築いているときには、あまりプッシュしたくはないけれど、同時にタイムを大きく失うことも避けたい。僕たちは落ち着いて対処し、マシンをしっかり持ち帰り、チームのために大量のポイントを稼いだ。もちろん今夜は友人や家族とお祝いをするつもりだけれど、明日には気持ちを切り替えて、スペインに集中する。
(レース後の会見で語り)ここで勝てたことがうれしいのと同時に、今日こういう勝ち方ができたこともすごくうれしく思う。天候の変化があったにもかかわらず、冷静さを保ってしっかり結果を出したんだ。最高だよ。
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