キャデラック、フェラーリやトヨタには及ばず3位も……ウェストブルック「このプログラムにとっては素晴らしいスタート」
キャデラック・レーシングの2号車Vシリーズ.Rをドライブしたリチャード・ウェストブルックは、ル・マン24時間レースを総合3位で終えたことを誇りに思っていると語り、さらに今後改善すべきポイントも見えてきたという。
2号車は、夜間に土砂降りの雨に降られてウェストブルックがスピンした以外は、24時間を通じて比較的トラブルの少ないレースとなった。
フェラーリ51号車とトヨタ8号車の優勝争いに加わることはできなかったが、2号車は最終的に1周遅れの3位でフィニッシュ。表彰台最後の一席を確保した。
ウェストブルック自身は何度かル・マン24時間の表彰台には上がっており、昨年はグリッケンハウス709号車のドライバーとして総合3位となっている。
それだけに今回の結果が悔しいと語ったウェストブルックだが、それでもキャデラックの一員として戦えたことを誇りに思うと話した。
「3位という結果は、ル・マンで何度も経験したことなのである意味悔しい。でも、キャデラックの一員になれたことを誇りに思う」
「僕たちは、自分たちのことを誇りに思うべきだ。レース中、僕たちは本当に良かったんだけど、フェラーリやトヨタに24時間ついていくペースはなかった」
「僕たちは様々なことに取り組み、改善すべき点も見えてきた。彼ら(フェラーリやトヨタ)の優れているところを知った。懸命に働いて、より強くなって来年帰ってくるしかない」
「でも、このプログラムにとっては素晴らしいスタートだ」
ウェストブルックのチームメイトであるアレックス・リンは、「スーパーハッピーだ!」と喜んだ。
「このプログラム初年度で表彰台に上がるなんてとてもクールだ。キャデラックをル・マンのフィニッシュまで持ち帰り、総合の表彰台に立つなんて、本当に特別な瞬間だ」
「フェラーリ、トヨタにおめでとうと言いたい。スポーツカーレースにおいて素晴らしいイベントになったと思うし、新しい黄金時代になることを願っている」
また、キャデラックと同じゼネラル・モーターズ傘下のコルベットはLM-GTE …読み続ける
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