元気がない? いえいえ保守的なだけです。アストンマーチンF1代表「スプリントで9ポイントはデカい」

 

 F1第10戦オーストリアGPでアストンマーチンはこれまでと比較して、パフォーマンス面でふるっていないのではないかという声もある。しかしチーム代表はそうした声に対し反論している。
 アストンマーチンはオーストリアGP予選ではランス・ストロールとフェルナンド・アロンソが、それぞれ6番手と7番手タイムを記録。スプリントシュートアウトでもアロンソ6番手、ストロール7番手タイムと同じような位置となっていた。
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ハイライト|2023年F1第10戦オーストリアGP予選&スプリントシュートアウト

 スプリントはストロールが4位、アロンソが5位を記録し、トップ3にこそ届かなかったが、ダブル入賞でまずまずの結果を持ち帰った。
 今シーズンのアストンマーチンはアロンソが表彰台常連となっており、予選トップ4も珍しいことではなくなっている。そうした結果から、オーストリアGPではパフォーマンスが通常よりも下回っているのではないかという言説に繋がってくるのだろう。
 しかしチーム代表のマイク・クラックは、スプリントの行なわれるオーストリアGPでは”保守的”なアプローチを採っているのだと主張している。
「我々が居るべきところから、そう離れていないと思う」と、クラックは語る。
「つまりだ、ここはギャップが非常に小さいコースであり、コーナーひとつで上手くいかなければ、それによってポジションを失うことになる。我々は初日に満足していないわけではない」
「スプリントの行なわれるレースウィークには特殊なルールがあるし、非常にタイトだ。そしてスプリントでポイントを稼ぐのがどれほど重要かを今日確認したように、スプリントの週には少し保守的にいく必要があることもある」
「今回は計9ポイントとかなりのポイントを獲得できたと思う。このポイントは我々のチャンピオンシップ争いにとって非常に重要なものだ。明日(決勝)はもう少し稼げればと思っている」
 またクラック代表はある1コースでの調子から序列を判断することは注意が必要だとも付け加えた。
「私がよく言っているのはご存知だろうが、あるひとつのコースを対象にして、序列が変わったかどうかを判断するのにはかなり注意深くいる必要がある。変化は非常に大きいんだ」
「例えば今回はマクラーレンが大きなアップデートを持ち込んでいるだろう。常に何チームかは変化があり、ミスを犯すチームもいる。序列はすぐに変わってしまうんだ」
「そこであなた方は結論を出すんだ。私は判断のためには常に様々な特性を持つ2~3レースを待つ必要があると思っている」
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