2023年F1第10戦オーストリアGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)
2023年F1第10戦オーストリアGPの決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、ランド・ノリス(マクラーレン)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)だ。
■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1チーム)
決勝=5位(71周/71周)
このあたりが今日の僕らに可能な最善の結果だったと思う。ペースという点では、ランド(・ノリス)やメルセデス勢とほとんど変わらなかった。周りとは違うことを試そうと考えてハードでスタートしたのだが、あのバーチャルセーフティカー(VSC)が出たことで、最初のスティントを長く走れるというアドバンテージを生かせなくなってしまった。このサーキットは、去年もこのチームのマシンには合っていなかったから、何かしら考えてみるべきことがあるのかもしれない。
全体としては、このスプリントの週末に多くのポイントを稼いで、コンストラクターズ選手権の2番手との差を縮めることができた。まだシーズンの先は長いし、次の週末は僕らのホームレースであるシルバーストンだ。本当に素晴らしいサーキットだから、僕自身も全力を尽くすつもりでいる。
■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラワン・チーム)
決勝=4位(71周/71周)
とてもいい一日だった! レースペースが良かったことにはちょっと驚いたし、フェラーリやレッドブルとも戦えたので文句なしだ。でも、それ以上に重要なのは2台のアストン、2台のメルセデスに勝ったことだね。それが今日の主な目標だったから。全体としていい一日で、かなりのポイントも獲れた。
ここはペナルティを取られやすいコースのひとつだ。何度かいいバトルをしながらも、僕はマシンをコース上にとどめ、本当に大きなミスは犯さなかった。
今回もチームは素晴らしい仕事をした。このアップグレードを届けてくれたファクトリーのみんなに感謝したい。そのおかげで今回ポイントを争えたのは間違いないからね。本当にありがとう!
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=3位(71周/71周)
とてもいいレースだった。今週末は速さがあったと思う。それをスプリントで示し、今日も証明できた。うまく挽回できたよね。マシンの感触はとてもよくて、特別な感じがした。今日は皆、ハードに戦った。カルロスのようなドライバーとバトルをするのはいつだって楽しい。
この数戦、困難なグランプリが続いただけに、復活して、速さを発揮し、調子を取り戻せたのはうれしいことだ。まだ体調は100パーセントの状態ではないけれど、次のシルバーストンまでに回復したい。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=2位(71周/71周)
表彰台に戻ってくることができてうれしい。金曜と今日は、自分たちが持つものを最大限に活用できた。今週末導入したアップグレードはうまく機能していた。チームは素晴らしい仕事をした。この方向に向けて努力していこう。
カルロスがチェコに対して素晴らしいディフェンスをしてくれたことが、僕のレースの助けになった。カルロスに感謝したい。サーキットのスクリーンで見ていたんだけど、本当にエキサイティングなバトルだったね!
次はシルバーストンだ。シュピールベルクと並んで、僕の大好きなサーキットだ。次戦も再びマシンの新しいアップグレードを活用して、レッドブルにもっと力強く挑戦していけるといいね。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=1位(71周/71周)
信じられないような週末だった。これ以上ないほど素晴らしかったよ。チームとして、戦略からピットストップに至るまで、すべてをうまくこなした。
レース前の時点では、タイヤに関して未知の部分があったけれど、ライバルたちとの比較でのパフォーマンスにとても満足している。
週末を通してマシンの感触がよく、予定どおりにすべてのことを実行することができた。最後のピットストップには、もちろんリスクはあった。でも、僕がピットストップしたいと思っていたのが、無線でチームに伝わったんだと思う(笑)。外から見るとクレイジーに見えるかもしれないけれど、僕たちはやれるんだと分かっていたし、ギャップが十分にあったから、最大限に活用したいと思った。
(レース後の会見で語り)バーチャルセーフティカー導入の際に、通常の戦略に従って行動し、ステイアウトすることに決めた。それがすごくうまくいったと思う。タイヤ(のデグラデーション)がそれほど高くなかったからね。スティントは完璧だった。楽しんだよ!
(ステイアウトすることに疑問はなかったのかと聞かれ)すでに大量のギャップを築いていたし、最終的には取り戻せると分かっていた。だから元々のプランに従うのが一番良かったと思っている。
(最後にファステストラップを狙いにいったことについて『Sky Sports F1』に語り)僕はリスクがあるとは考えていなかった。チームは少し緊張していたかもしれないけどね。後方にギャップがあったから、「ピットインすべきだ。ファステストラップを狙いたい」と思った。
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