周冠宇、自己最高位5番手からスタートも出遅れノーポイント。スロットルが「全く反応しなかった」と問題明かす 

 

 F1第12戦ハンガリーGPでアルファロメオの周冠宇は、予選上位もスタートで失速して16位に終わった。その原因はスロットルトラブルにあったようだ。 周とアルファロメオはハンガリーGPの予選で高いパフォーマンスを発揮し、フェラーリのシャルル・ルクレールを上回る5番グリッドを確保。決勝レースに向けて期待が高まっていた。 しかしレースではそういった期待通りに事が運ぶことはなかった。周はスタートで完全に出遅れてしまい、ポジションを大きくダウン。しかもターン1に向けたブレーキングではダニエル・リカルド(アルファタウリ)に衝突してしまい、その前にいたアルピーヌ勢も絡む玉突き事故を引き起こしてしまった。関連ニュース:

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 このインシデントによって、周はフロントウイングにダメージを負っただけではなく5秒のタイムペナルティも受けることになるなど、厳しいレース序盤となった。 そしてレースを通じて大きく挽回することは叶わず、周は16位とポイント圏外でフィニッシュすることとなった。レース後に周は、スタートで出遅れる原因となった問題を見直したいと語っている。「分からないんだ。調べて見る必要がある」 スタート時の問題について尋ねられた周はそう答えた。「ライトが4つ点灯する前にエンジンの回転数を維持していたんだけど、その後スロットルが全く反応してくれなくなってしまったんだ。それで、基本的にゼロスロットルからのスタートになった」「本当にがっかりしている。スタートの時点では凄く良いレースにできるかもしれないと思っていたんだ」「これまでにこうしたことが起こったことはなくて、奇妙なんだ。だから詳細を調べる必要がある。5つ目のシグナルが灯る前に回復させようとトライして、フルスロットルにしようとしたんだけど、残念だけど何も起こらなかった。それで離されていくことになってしまった」「スタートは実際、スタートできていなかった。僕のクルマが動いてないのを見ただろう」 またターン1でのインシデントについて、周は次のように説明している。「確かにポジションをできるだけ取り戻そうとブレーキングを遅らせていた。でも前を走るクルマの乱気流もあって、残念だけどロックアップさせて接触してしまった」「僕の望んでいたようなモノじゃなかったけど、僕としては今回のレースはスタートを過ぎた時点でほぼ終わっていた」 …読み続ける

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